至高のパテックフィリップ―バイヤーズガイド (グリーンアロー・グラフィティ)
本当に参考になります。 パテック関係の既存の本は、過去30~60年代のモデルばかりを掲載したものばかりで、アンティークのパテックコレクターの方々のために書かれたもの(それでも、ただの販売カタログといったもので、まったく詳しくはありませんが…)でした。
しかし、本書は、現行品(製造中止品も若干含む)のパテックを、1ページ1ページ、モデルごとに色々な角度からの写真と共に説明も付けられており、また、ちょっとした違
いについても語られているところが、大変親切ですし、過去のカタログ、や付属品・アクセサリーも載っていて、とても参考になります。価格は為替の変動をかなり受けやすい時計なので、載せても意味はなく、また本書では特に未掲載です。
また、“パテックフィリップの時計というものの本質”をコラムとして何ページか分けて書かれているところが、購入者しか実感できない生の声といったところで大変興味深いです。
パテックは世界一の高級時計メーカーで、世界中にそのコレクターもロレックスのそれと二分するほど多いそうですが、その需要は当然ロレックスよりも低いのは、価格など色々な意味で当然といえますが、時計ファンの最後に目指すものが、パテックフィリップの時計、という観点からしても、本書は日本人が日本語で書かれた唯一のパテック本
ですが、これがきっかけとなって、現行・アンティークを問わず、続々と刊行されることを期待しております。 そういった意味で本書は、特に現行品のパテック初購入者にとっては、やさしい手引書といえましょう。
Patek Philippe: Complicated Wrist Watches
全ページオールカラーで、パテックフィリップ社の1997年までの足跡と、贅沢に1本のwristwatchに対して1ページの大写し写真を掲載しています。掲載作品のムーブメントは重複しているのでそれぞれすべてを紹介しているわけではありませんが、複雑系のそれは1839年以来続くこの会社が作るすごい職人技の芸術品だと認識させてくれます。掲載されているwristwatchはすべて世界のオークションで最高値を常にマークするビンテージものばかりで、1923~1981年までのwristwatchばかりを載せていますが、40~50年代のクロノグラフが中心です。その中でもパーペチュアルカレンダー付クロノグラフは必見ですね。また、デュアルタイムカラトラバもなかなかお目にかかれないモデルです。これらの解説は英・独・仏語表記で機能説明のほかに、パテックファンの皆様方のためでしょうか、リファレンスナンバーはもとより、ケースナンバー、ムーブメントナンバーも併記されております。この本は時計本来のすばらしさについての理解を極めた時計ファンには必見で、かなりお買い得間違いなしの本ですよ。
Patek Philippe Highlights
ランゲ&ゾーネのを買ってみてよい本だったのでパテックフィリップのも買いました。
評価
・ブランドの歴史 ○
・歴史的モデル ◎
・コンプリケーション ◎
・グランドコンプリケーション ◎
・カラトラバ ○
・ノーチラス ○
・アクアノート ○
・エリプス △
・ゴンドーロ △
ムーブメントを見るのが好きなのですが、写真が少ないかな。
【2012年 業界注目度ランキング1位】Sマジック∽プレミアム∽ 金属製品洗浄剤
時計の金属ベルトに使用したのですが、外見はあまり汚くないのにスプレーを使ってみるとビックリするほど汚れが取れました。
なくなったらまたリピートします♪