Solar Life Raft
オールドスクールなダブを主軸に、ブレイクコア・ダブステップといったベースラインが太いクラブ・ミュージックが編まれている。とにかく、ビートとベースの強力さがすごい。自宅の貧相なスピーカーで聴いてもその低音の迫力が実感できるのだから、フロアで大音量で聴いたら、彼岸まで意識を飛ばされてしまいかねないほど破壊力を持った快感の渦に引き込まれてしまうかもしれない、と夢想してしまうほど。
暗黒一辺倒ではなく、毒々しい蛍光色のエレクトロも視野に入れているユーモアが素晴らしい。まさにダブのポジティヴな前衛。
スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
待ちに待ったDVDですので、豊富な得点映像を含めて全体的には満点をあげたいのですが、多くの方が言われているとおり、長年のSWファンとしてはEP6の以下の修正部分がどうにも受け入れられません。
(1)ラストのイウォーク族との歓喜の歌の差し替え
(2)同じくラストの俳優の差し替え
(1)については特別版から既にそうなのですが、曲調ががらりと変わってしまったこともさることながら伝統的なSWのエンディング(ラストシーンのBGMからエンドクレジットにスムーズにつながる見事な構成)を崩しており、ぎこちないつながり方になってしまっていることが何よりも残念。また追加された映像では皇帝像が倒されるシーンがバグダッドでのフセイン像をイメージさせて複雑な気分になります。
また(2)については賛否両論あるようですが、やはりオリジナルにすべきと思います。あのシーンは最後に善の心を取り戻したアナキンが、ルークとの対面での恐ろしい形相から穏やかな表情へと変わってジェダイに帰っていくという、SWサーガの大団円を飾るに相応しいシーンだったのですが、ヘイデンになってしまったことでとても薄っぺらいシーンになった気がしてなりません。(正直、最初は冗談かと思いました)EP4でジャバを人間の俳優からCGに差し替えたことと重要性が全く異なります。少なくとも劇場オリジナル版のシーンを特典映像に収めるという配慮はすべきだったのではないでしょうか?
天の筏 (ハヤカワ文庫SF)
重力が10億倍ではなくて、重力定数が10億倍という設定が面白い。
そこから別宇宙を計算しただけのハードSFとも言えるが、
少年の成長物語として読んでも、感動出来ます。
社会維持の為に、自分の嫌いな人物の命も、
自分の命を賭けて助けるまでに成長していくリースが感動的。
ハードSFとして計算間違いがあるのかどうかはよく判らない。
自由落下状態(無重力状態)でズボンの裾が動く描写がなんか、
重力なのか潮汐力なのかいまいちはっきりしなくてひっかかるのですが、
問題ありませんよね?
RAFT
素晴らしい傑作デビューアルバムだと思います。
近年の女性アーティストのようにストレートな歌詞表現や共感される強いメッセージはありませんが、
ただただ、純粋に「音楽っていいな〜」と感じさせてくれます。
むしろ浮遊感がありながらも時々ハッとさせられる言葉の歌詞が楽曲のイメージを無限に膨らませてくれます。
ジャンルも飛び越えて絶妙なバランス感覚。
いろんな影響が感じられもするけどたぶん天然産だと思います。。
他のアーティストを引き合いにだすと面白くなくなる、なんせ「音楽っていいな」って久々に気づかされる嬉しい出会いでした。
全曲シングルカットできそうなほどクオリティも音も最高ですが、逆にアルバム一枚で一つの作品として聞くのがベストだと何回も聞いてわかりました。
とにかくバンドサウンドとカコイミクの歌のグルーヴが心地よすぎて中毒性高いです。
新作が楽しみでしょうがない。
パークツール CG-2 チェーンギャング【並行輸入】
パークツール CM-5 のみにしようかと迷ったのですが、シトラスチェーンブライト も使ってみたかったし
スプロケの洗浄で使えそうなブラシもセットになった CG-2 チェーンギャング に決めました。
CM-5のレビューでたくさんの方が使いやすくてキレイになると書いていましたが本当に簡単でした。
使いやすさと効果で星5つですね!!
今までは歯ブラシでチマチマこすったり、チェーンを外して丸洗いしていましたがこれはCM-5を取付けて
30回程ペダルをぐるぐる回すだけ!
付属のブラシでスプロケもキレイになります。おすすめです!!