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岩崎 スーパーカン 角60型 仕切り付き L-113C(GP) 配達されるまで、大きいから重いかな?と思っていましたが、とても軽く、容量沢山入れても移動が楽です。外に置いていますが蓋の開閉も簡単で汚れも目立たず気に入っています!
かいじゅうたちのいるところ 時々読みます。昔、八重洲ブックセンターにお人形が売っていたけど、買えば良かったなぁ。
色遣いも良くて、絵本好きには応えられない一冊です。

教育再生!―これで子供は救われる あの戸塚ヨットスクールの校長が書いた本である。

著者が主張するのは「脳幹論」呼ばれる教育論だ。現在文科省や日教組がいう「褒める教育」や「ゆとり教育」、「個性を伸長する教育」とは対極をなす教育論といえる。著者が述べるまでもなく、心ある大人たちは「ゆとり教育」などの美辞麗句が教育の本質でないことに早々気付いている。しかし自衛手段を取るにもどうしたらいいのかわからない。個性尊重といいながら子供を真に信頼する強さも持てず、ゆとり教育といいながら子供たちを導くこともできない。頼みの綱が放課後の塾通い。そんな閉塞した状態に置かれている。

著者の主張する教育論は仏教と儒教が基本になっている。

現在の公教育が大脳を鍛える教育とするなら、著者の教育は脳幹を鍛えるそれである。脳幹の力とはすなわち生きる力、本能の力なので当然大脳より早い段階で力強く育てていかなければならないとする。体罰も必要だ。ただし体罰は暴力ではない。両者の定義は著者にあって明確である。さらに「大人と子供は平等ではない」、教育の目的は「子供たちが幸福になる能力を創ること」だと断言する。著者の実践に培われた方法論は明快で力強い。しかしそれを吟味しようともせずに「暴論」といって片づけてしまうほどに日本の教育界は懐の深さを失っているらしい。子供たちの将来を思うならば今こそ大人たちが真摯に話し合うべきではないだろうか。本書は子弟を育てる人・あずかる人、すべてが読むべき一書である。


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