パール・ハーバー 特別版 [DVD]
映画の出来はさておき、この映画の鑑賞について興味深い実話を聞いたのでご紹介。なんとこの映画、一部のアラブ諸国でも上映された。もちろん大ヒット。エジプトのカイロのとある映画館は熱気でムンムンしていた。彼らは、黄色い猿の国の卑怯な騙まし討ちに立ち向かう米軍兵士の勇姿、ましてや男と女の密事など関心外。イスラエル軍がパレスチナの民衆を殺戮したり、多国籍軍がハイテク兵器でサダム帝国を攻撃し、同胞が殺められているのを散々見せつけられてるイスラームの皆さんは、同じアジア人の航空隊が世界最強の米軍の基地の上空を悠々と飛び交う姿、軍艦を撃沈し、滑走路の戦闘機に機銃掃射を加え、一切反撃の余地を与えない壮烈な攻撃に驚異を受け、喝采を送ったのだった。ハリウッド超大作を見終わったエジプトのある青年の一言はこうだった。「ニホン、スゴイ」。日本人として世界にはこんな見方をする人たちもいることを知っておいても良いと思う。
トラ・トラ・トラ! (特別編) [DVD]
アメリカ側が描く日本との戦争映画を観た印象で残るのは、「日本人の奇妙さ」「日本人徹底的悪」「アメリカは英雄!万歳!」です。
しかしこの映画、アメリカと日本、2国の監督・視点で描かれているということもあるかもしれませんが、アメリカ側の描き方がおもしろいのです。上記3点の印象はみじんも感じません。日米を公平に、むしろ、日本側を好意的な印象で描いています。
特に、日本の攻撃の正確さに比べ、グダグダなアメリカ軍の攻撃、しっかりしていない将校。日本の将校である山本五十六は士気高く、その点も、「アメリカは英雄!」的描き方とは反しています。
ラストの山本五十六の言葉も素晴らしいです。
日本の宣戦布告通知が真珠湾攻撃から1時間以上遅れてしまったことで、「真珠湾攻撃はむしろアメリカ人に火をつけてしまった」と独白します。
日本海軍にとっては最高の奇襲攻撃が、アメリカの日本への攻撃に最悪の影響を与えた、と描いているのです。この結末も、他の戦争映画にはない、この映画の面白さだと思います。
また、戦艦や飛行機、その他映像にしても、なんとお金をかけていることか!
戦艦などの海上のシーンも、オープンセットを組んだり、実際の軍艦を使ったり、可能な限りリアルに作り込んでいるようです。
それが功を奏し、真珠湾攻撃のシーンなどは、手に汗握る映像が何分にも渡って展開されます。
これは、戦争映画を語る上で、必ず見ておかなければいけない映画の一本だと、強くオススメします。
パール・ハーバー’79
70年代後期に現れたロンドンパンクの雄The Clash。
いくつかの変遷を乗り越えた彼らの音楽は「生き方=パンクロック」に昇華した。
Joe Strummerが「化石のような言葉がリフにのっかている」と懐古した曲の数々。
まずは聴くこと。それに尽きる。ロックをkidsに取り戻すことに全力を傾けた
世界一誠実なパンクバンドのサウンドに触れてみな。
俺たち40代が「かっこ良く歳をとる」最初の日本人だ。
何故?Clash,Damned,Jam,Gen X etc....をリアルタイムに聴いた最後の世代だからだ。
RIP:Joe Strummer
ムービー・ムービー・ムービー ベスト・セレクション
いずれも比較的最近ヒットした映画の音楽であり,クラシックな名画音楽集はすでに持っているという映画ファンの方にちょうど良いと思う.名曲レディ・マーマレードに心を震わせ,トゥームレイダー,ラッシュアワー2の躍動感を楽しむなど,曲種の好みはあると思うが緩急織り交ぜた選曲のバランスは非常によい.ただ,ジャケットのデザインセンスにいささか疑問符が付くのが難点かも.
永遠に愛されて ~ザ・ベスト・オブ・フェイス・ヒル~
フェイス・ヒルは本当にいい曲を提供してくれます、今回"パール・ハーバー"のテーマ曲にになった"There You'll Be"が大ヒットし余計に
注目を集めました、このベスト版はその集大成ともいえる作品で最高です。