ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
経営戦略をステークホルダー等に浸透させる際にストーリーとして成り立つことが重要だということはよくわかる。ただ、それはこの本を読む前からみな何となくは分かっている話であろう。この本で取り上げているような世界中の一握りの成功事例を持って、ストーリーがどのようにあるべきか、成功に近づけるのかを判断するのは困難であり、経営実務としての汎用性は低い。このくらいのメッセージを伝えるのにこのボリュームは厚すぎる。
個別の案件は丁寧に説明しているため、人にプレゼンし説得するときなどはこの本の内容や文章の構成など参考になるだろう。
東洋大学(経済学部・経営学部・生命科学部・ライフデザイン学部・理工学部・総合情報学部) (2012年版 大学入試シリーズ)
希望大学に合格することが出来ました。
過去問はやっておいて絶対に損は無いですね。
というより、過去問を知らずして
その大学を受けるのは無謀かも知れません。
米国製エリートは本当にすごいのか?
面白かったので、引き込まれるように、一気に読み終えた。人と知力で差をつけるカギとなるのはインプット量であることを改めて意識した。スタンフォードの学生は4年間で最低480冊の歯ごたえのある課題図書を読んでおり、それが日本の学生との差を生み出しているとのこと。また、米国では歴史に学ぶことを徹底しており、歴史の循環性から今を読み解くこと、成功と失敗を振り返り後世に対する教訓を残す事など歴史に対する向き合い方が真摯に行われていることは素晴らしいと思った。色々と自分に気付かせてくれることが、たくさん書かれており刺激を受けた。また、時間を開けて再読したい。
尹東柱 詩集 (ユン・ドンジュ 詩集) [朗読CD]
CDよりも本(勿論、日本語訳ですが)の方がイメージが膨らみます。ハングル読みは、ハングルのできない私にとって仕方ないことですが、これも、ハングルができてこそ聞き取れる、ユン・ドンジュの世界だと思いました。2月16日が彼の命日で、韓国、そして彼の生まれ故郷の中国東北部朝鮮族、日本の彼に関係した所では、記念行事が開かれたことでしょう。
写真からみえるユン・ドンジュは優しく繊細な感じ、有名な『序詩』に確固たる信念を貫く人のイメージも見ているうちに理解できます。いい詩ばかりです。