電気グルーヴの続・メロン牧場―花嫁は死神 上
「メロン牧場」は読みながら、「ヒッヒッヒッー」と一人で笑っちゃう本なので、
通勤通学の電車や、コーヒー屋、、パブリックな場所なんかじゃ読めない。
本文中にあるコンセプトに偽りなく、まさに「便所文庫」にうってつけ。
こんなに笑える本、なかなかナイんでは?
マークパンサー、YOSHIKIの伝説、まりんの「それはバッハ」、等々、見ただけで笑える?サブカル好みなキーワードも満載。
何年たっても笑えるおかしさなんだけど、
ドリフやごっつ、みたいに、「あーこの頃、こーゆの面白かったなー」てゆう、
80年代後半〜2000年代初頭への懐古的一面も感じさせる。
副題は稲川淳二の怪談のタイトルみたいだなーと思った。
Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06 [DVD]
前作のライブDVD「ニセンヨンサマー」と比べると、副音声もなく、本当にライブ映像だけの作品です。前作は副音声が結構面白かったんですけど、今回はなくてガッカリ。ちなみに「Shangri-La」のライブ映像は貴重です。ピエール瀧さんは昔はいろんなコスプレしてたよなと思いながら観てました。
電気グルーヴのゴールデンヒッツ~Due To Contract
「Due To Contract」、日本語に直すと「契約のため」です。
つまり、今回のアルバム、電気グルーヴのファンならわざわざ買い直す必要はそれほどないです。
"それほど"というのは、虹のA DAY IN JAPAN Versionだったり、タランチュラのUnreleased Versionなど新録の楽曲もちらほらあるからです。
とはいえ中身は原曲と大して変わりませんが。
加えて、リマスタリングをまりんこと砂原良徳がやってくれています。音圧マスターの彼によるマスタリングですので、やはり音圧が耳にベストフィットするように絶妙なマスタリングをしてくれています。
ちなみに電気グルーヴのもっとコアなベストアルバムが聴きたい場合は「SINGLES and STRIKES」(2004)を買うことをお勧めします。
本製品は…電気グルーヴを知らない人へ、電グルの代表曲をまとめて教えてあげるという立ち位置だと思います。
電気グルーヴのメロン牧場―花嫁は死神〈4〉
『ジャパン』での連載をまとめた第4弾ですが、今作は前作(上下巻)と比べて、
どうも紙質が落ちた気がします。「震災の影響かな?」と思ったのですが、
もちろんそんなはずはなく、本作の冒頭で石野卓球が語っている、前作に
対するクレーム=「紙がよすぎる! これじゃケツが拭けない!」に対する
ロッキング・オンなりの応答だと思われます。
なるほど、確かに今作のような質感の紙ならばケツを拭くのにも苦労しないので、
いざトイレに入ったはいいものの紙が無かった時のマストアイテムとしても
本書は役に立つことでしょう。
ただ、もう少し安っぽい紙ならば、より気持ちよくケツが拭けたのでは? との
疑念が拭えず、☆4つにさせていただきました。
あ、内容は相変わらず折り紙つきの抱腹絶倒くだらない話オンパレード
で、つまりは大傑作です!
電気グルーヴのメロン牧場―花嫁は死神
くだらなすぎてなんか真理に迫っている錯覚さえ覚えるけど、
そんな考え起こすのさえバカらしくなるほどくだらない。
只、間違いなくこの連載は、若き自分の精神構造に影響を与えた一冊。
もちろん悪い意味で(笑)
ロッキンオンの連載を最近久しぶりに読んだら、卓球がじいさんの葬式
に出た後、酔って全裸で股間に木魚を挟みポクポク、チーンとかやった
という記述があって、相変わらずののりだったので続編を期待。
結局男の子はチンコとウンコの話題が一番楽しいってことでしょう。