危険な遊び
過日、ギタリストの森園勝敏氏と話す機会があった。ご自身の2ndアルバム『Cool Alley』について話した際に森園氏は「ダニー・コーチマーの『Innuendo』みたいなアルバムを作りたかったんだよ」と話されていた。
このアルバムは、元アティチューズのギタリストであり現在はアメリカの一流セッション・ギタリストであるダニーの2ndソロ作である。森園氏がアルバム作りの目標としたのは、この軽妙なボーカルをフィーチャーしつつギタリストとしてのアイデンティティーを失っていない“バランスの良さ”の部分であったものと思う。「これ見よがし」みたいに延々とギターソロを聴かせるのではなく、ギターと他のパートとの演奏の距離感、ギターやボーカルがバンド・サウンドの「One of them」として存在するという“さり気なさ”のような世界を構築したかったものであろう。森園氏ご自身がバンドにおけるそういうポジションを望んでおられる方であるから、このアルバムの作風が気になったものと思われる。
実際にダニーのギターは短いソロの中でも濃密なフレーズを展開する事でギタリスト然とした佇まいを失ってはおらず、またボーカルのバックで鳴るギターにおいてもメリハリのついたバッキングを行なっていて「ギターの何たるか」を熟知している様が見受けられる。
アルバムの半分で、アティチューズの同士ジム・ケルトナーがドラムを叩いている。ジムのドラムは非常に軽快で、ロック系のあらゆるタイプの楽曲に対応出来る器用さとシャープなドラミングは魅力だ。
ギタリストのソロ作でありながらもボーカルを中心としたバンドの音を構築した見事な1枚だ。
危険な遊び [DVD]
中学生の頃に1回見た記憶がある。所々の印象的なシーンを覚えていたけど、今見るとその恐ろしい内容に思わずため息が出た。
最後まで見ると分かるが、特にイライジャ(役名覚えてなくてすみません。)を引き取った叔母さんの心境を考えるといたたまれない。ネタばれになるので書きませんが、叔母さんにとっては心理的に残酷すぎる設定と展開。感情移入しきってしまう人は見るべきじゃないかも。。。
母親の“死”を消化できないイライジャと、“死”を重大と考えないコワれたマコーレイの対象性、愛する人の“死”を消化できないイライジャとその叔母の同類性など、“死”に対する価値観・心情を綴った前半のテーマは中々興味深かった。
マコーレイのコワれっぷりの数々のエピソードシーンや、(当時)子役の2人の名演技など見所満載!この値段は買いだと思う!!
危険な遊び(字幕スーパー版) [VHS]
『ロード・オブ・ザ・リング』でホビット族フロドを演じたイライジャ・ウッドが大活躍。事実上の主役はイライジャとなっており、出演時間もカルキンを上回ります。幼いながらも演技がキラリと光るイライジャはファン必見です。透き通るような青い目はこの頃から変わりません。
ACアダプタ
中古で買ったスーファミ本体の点灯する赤いランプが点灯しなくなったから本体を新しく買いなおしてつけてみたが、点灯しなくよくよく考えてみると、ACアダプターをコンセントにさしている時は、アダプターがとても暑くなっていたことに築き、俺の使っているACアダプターが死んだ人のように冷たくなっていることが確認された。そして新品でまたACアダプターを買い見事に点いたのだった。(終)