四月の恋~パット・ブーン・ベスト・セレクション
若いころ「砂に書いたラブレター」をよく聴いたものです。このCDでは彼のヒット曲はほとんど収録されていてこれ一枚で普通のファンなら満足するでしょう。バラード調の曲が得意かと思えばビーチボーイズでもおなじみの「リトル・ホンダ」などリズミカルな曲もなかなか聴かせます。
栄光への脱出
リードが若かりし頃、吹奏楽のために出版されたポップス曲集。
その頃は何種類かのペン・ネームがあったそうで、このCDにもそう書かれている作品もある。
曲目は、ディズニーに使われている曲などを編曲したもので、若い頃に書かれたものとは全く感じされられない。
聴いててとってもハッピーになれる・・そんなCDです。
栄光への脱出 [DVD]
キプロスを脱出するハンストの船中で少女が少年に世界を語る言葉、国連のパレスチナ分割を可決した放送を聞きながらイスラエルの指導者が今まで敵だったアラブへ語る言葉、アリが少女カレンの葬儀で世界に訴えるように語る言葉・・・生きる気力が萎えた時、この映画が叱ってくれました。
GOING HOME ~TOUR FINAL at BUDOKAN~
アリス、180歳!
全国ツアーとしては実に28年ぶりとなる「ALICE LIVE ALIVE 2009 I'm home」ツアーのファイナルです。
オープニングは『栄光への脱出 メイン・テーマ』です。
1978年の「武道館ライヴ」を知っている人には鳥肌ものでしょう。
ライヴは二部構成で、CDもDISC-1と2に別れています。
永らくステージで唄われなかった『アリスの飛行船』『もう二度と…』『五年目の手紙』などは、ファンには嬉しい選曲ですね。
そして二部は、チンペイさんのトークにもあるように「悲しいくらいに知っている曲ばかり、ヒット曲ばかりでゴメンね(笑)」というステージです。
声質に若干の変化があるのかも知れませんが、「熱さ」と「パワフルさ」は、むしろあの頃にも増している様で、3人とも還暦とは思えません。
78年には『10000人の讃歌』で泣きました。
この09年では「全国40会場・10万人」とアリスによる『GOING HOME』で、あの感動が甦りました。
このライヴ・アルバムは、色々な意味で『栄光への脱出』と対を成す様に思えます。
是非、2枚合わせて聴いて頂きたく思います。