End Hits
これで初めてfugaziを聴きました。
ギター、ボーカル、そしてドラムとベース(?)の掛け合いが聴く者をぐんぐん引き込んでいく。申し訳ないが「かっこいい」以外に表す言葉が見つからない。これは紛れもないパンク!聴き逃すには惜しすぎるバンドだ~!
Instrument: Documentary [DVD] [Import]
最強のレコーディングバンドにして最強のライブバンド。これまで私は圧倒的にイアンvo派であったが、動くFUGAZIを見て即修正。イアンが知であればガイは狂。お二方滅茶苦茶かっこいいです。これだけ完成された曲、演奏にも関わらず、ライブでは本当の意味で客との距離が近く、感動すら覚えたほど。唯一残念なのはこれだけ魅力を感じるメンバーだけにインタビューに字幕が欲しい。DISCHORDの性質上しょうがないけど。私も音楽をやっている一人だが、これを見て自分はリスナーでいいと感じてしまったのは大袈裟か。間違いなく彼らがUSインディ・シーンの頂点である。
13 Songs
オルタナティブロックを語る上で、外すことのできない存在であるFUGAZIの最初期のシングル集です。
その音は緊張感に満ちており、甘えと妥協のない生き方が音に現れているということがわかります。GUYがギターを弾いていないということもあって複雑に音が交わる曲もなく、演奏は荒削りな感じで音楽性もまだまだ凝り固まってないという印象を受けますが、その唯一無二な個性はこの最初期作品にも存在しています。
それぞれのメンバーがハードコアを経て、レゲエなどのさまざまな音楽を自分たちなりに取り入れ、それがこれまでに聴いたことのない形で表現されています。焦燥感からただただ疾走しまくっていたハードコア・パンクではなく、静かに抑えられた感情と爆発的な感情が見事なバランスを保ってうねりながら進んでいくという「唯一無二な音楽」です。