すべてがFになる (講談社ノベルス)
騙されすぎて最後なんか特に笑っちゃいましたねえ。後半の面白さは半端ないですよ。
正直犯人に関しては「そんなの当てられるわけねえだろ」という反論もありますが、実に緻密にトリックやストーリーが練られていて、そして当初そんなに重要ではないはずの人物が後になって重要な役割を果たすなどデビュー作としてはまさに規格外の作品であると言えます。いやあ、しかし、騙されれ気持ちのいい作品でしたね。
すべてがFになる (バーズコミックススペシャル)
森博嗣と浅田寅ヲ、最高です。
森博嗣の世界観を壊すことなくきちんと浅田寅ヲ節が出ている。
浅田寅ヲのデジタルを駆使したあの独特の構図がとにかく良い!!!
第二弾の「冷たい密室・・・」もよいのですがこちらの作品の方をお進めします。
電脳系というかバーチャルなどが強い真賀田四季博士が登場する巻で再度漫画化してほしいです。
すベてがFになる (講談社文庫)
はじめてこの方の作品を読みました。なかなか読み応えはあるし、文章もしっかりしてて好きです。
ただし、謎解きとしてはおそまつなところが見受けられ・・・☆3つです。
ここからはネタバレに注意!!
犯人が島から抜け出す方法、どう考えても不自然だと思うのですが・・・。
ぜったいに周りに気づかれるでしょ。
その部分を読んで、一気に興ざめでした。
残念。