ダンジョンズ&ドラゴンズ ダンジョン・マスターズ・ガイド 第3.5版 (ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック)
本書は、改訂されたダンジョンズ&ドラゴンズ第3.5版(以下v.3.5)の基本ルールブックの二冊目である。主にダンジョンマスター(DM)にとって不可欠なルールやデータが収録されているが、上級クラスや魔法のアイテムについてのルールやデータはプレイヤー(PL)にとっても必需品と言える。
3版からの主立った変化としては、ページ数が320pに増えて章立てが変わり、罠の増加、野外や市街地での遭遇表、遭遇サンプル、エピックルール(21Lv以上のキャラクターについてのルール)、水中戦闘、次元界を含む宇宙観についての記述、上級クラスなどが追加され、魔法のアイテムやDamage Reduction(ダメージ減少)などについてのルールやデータが変更されている。特に野外や市街地での遭遇表の追加は、シナリオを作成したり運用するのに有り難い。さらに、バトル・グリッドや呪文の効果範囲、間合いのテンプレートなどが付随しているのもゲームに役に立つ。
PLにとって何よりも魅力となるのが、16種類に増えた上級クラスと魔法のアイテムであろう。秘術呪文と信仰呪文の両方の術者レベルが毎レベル伸びるミスティック・シーアージを始めとする魅力的な上級クラスはキャラクターの幅を広げてくれるだろう。
また、呪文修正特技を呪文に付随させる効果があるメタマジック・ロッドを始めとする新しい、あるいは効果の変更されたマジックアイテムを使いこなすためにも本書は必須と言える。
ディセント 完全日本語版
ダンジョンを攻略する英雄と、ダンジョンを支配するモンスター達の主とに別れて戦うというボードゲーム。
英雄とダンジョンマスターに分かれるという遊び方が、テーブルトークRPGに近い感じのプレイ感があります。
ルールは多岐にわたり複雑に見えるんですが、英雄側は要点である移動ルールと戦闘ルールを把握していればあとは円滑に進みます。この2つのルールだけ説明する別紙を用意しておくといいかも。
ダンジョンマスター側はもっと大変ですが。
英雄側で遊ぶか、ダンジョンマスター側で遊ぶかでプレイ感が全く異なるという、一粒で二度美味しいタイプのゲームなんですが、往々にして持ち主が色々とめんどくさい役割のダンジョンマスターでほぼ固定になってしまう事が多いのが難点。
1回遊ぶのにかなり時間がかかりますが、ダンジョンタイルやトークン類をあらかじめ小分けにしておくことなどの事前の準備と、後はプレイヤーの慣れでプレイ時間はある程度短縮できます。
他にはないユニークなゲームなので、こういう剣と魔法的な世界観が好きで、でかい箱を置くスペースと遊ぶ時間のある人なら買ってみても良いのでは。
世界樹の迷宮III 星海の来訪者 公式マスターズガイド (アトラスファミ通)
ほかの方がすばらしくわかりやすいレビューを書いていただいてるので
個人的に気になった点を書きます。
キャラクターイラストが職業ごとに
アナザーカラーものっているのが○
採集データが便利。
品切れた商品の素材回収に便利な情報○
スキルデータは本当に残念。
1つのスキル1行程度しか説明文が×
ボスの攻略が行動パターン等
細かく書いてないのが×
1部ボスのデータがすべて?なのも×
攻略サイトを見ればわかることがほとんどですが
手元にあると便利です。
2010年4月時点では最高の攻略本です。
世界樹の迷宮III 星海の来訪者 公式設定画集 (アトラスファミ通)
私が書いた処女作の『世界樹の迷宮 公式設定資料集』のレビューを覚えてくれると思いますが『世界の迷宮II』の画集を飛ばしたらしい。
では、『世界の迷宮III』の画集は192ページのペーパーバックで『世界の迷宮 公式設定資料集』よりページが80枚まで増える。この画集は(ノンプレイヤーキャラクターを含める)ちびキャラ、モンスター、敵対者のデザインで満たされている。利用した彩色はアニメ風で登場するイラストがとても可愛い!
多様な衣装があってそれを見るべきだ。衣装のデザインが念入りに作ってわくわくさせて大好きだ!
背景のアットもとても美しくて牧歌的で空想的な感じを持つ。ほとんどのイラストにはスケッチが添えられている。
テレビゲームとちびキャラが好きな読者のためのいい画集だ。前の画集と同じな値段で発売されますが今回の画集の方は内容が多い。