ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 オリジナル・サウンドトラック
かつての大作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」に近い音楽かな?と勝手に想像していましたが、
全くハズレ、ロード・オブ・ザ・リングよりもスケールは小さいもののメロディがこっちの方が感動的で合唱の使い方も宗教音楽ぽくなくて素晴らしいです。
音楽を担当しているのはいつのまにかファンになってしまったHGWこと「ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ」。
楽しいというかカッコいい音楽になってます。
フルオーケストラで特に弦楽器の使い方がGOOD!!
オープニングの低弦のズンズンくる伴奏や恐らくナルニアのメインテーマであろうメロディを奏でるヴァイオリンの響きは非常に印象的です。
これからもっともっと有名になるであろう作曲家だと確信しています。
ウィリアムズつながりでジョン・ウィリアムズくらいの大物になって欲しいです。
ここでまだ彼のことを知らない方のために過去作品などを紹介します。
HGWことHarry Gregson-Williamsは現在配給会社ドリームワークスの音楽顧問で作曲集団「リモート・コントロール」のリーダーであるHans Zimmer(ハンス・ジマー)のもとで研鑽を積みました。
デビュー間もない頃はジマーの作品を編曲・指揮するなどしていました。
後に単独で作品をリリースし始めます。
マイケル・ベイ監督の「アルマゲドン」では同じくジマーの配下であるTrevor Rabin(トレヴァー・ラビン)と共同で作曲、人気を博しました。
ディズニー映画にも頻繁に登場し、今回の「ナルニア王国物語」、ナルニアの監督が撮った「シュレック・シリーズ」なども全てHGWの作品です。
ハンス・ジマーと違って弟子に追加音楽や編曲をやらせずにすべて自分でこなしてしまう大ベテランとなりました。
ハンス・ジマーにはないキャッチーなフレーズが彼の持ち味の一つです。
そんなわけでオススメです。
「ケルト神話」がわかる ダーナの神々、妖精からアーサー王伝説まで (ソフトバンク文庫NF)
※この手のシリーズはどれもそうですが、あくまでケルト神話へのとっかかり的な本なので、
既にケルト神話について読んだり調べたりしたことのある方には向かないと思います。
ケルト神話のエピソードや登場人物を網羅するだけでなく、
ケルトとは何か?というところから平易な言葉で解説しているのですんなり入れます。
ケルト神話が生まれ、育ち、変化していった過程を、ヨーロッパで起きた実際の戦乱・侵略の歴史や、キリスト教や他の神話の影響・関係などとからめて随所で説明してくれるので、なるほどと思う部分が多く、本の形態のわりに読み応えがあります。
「○○がわかる」系の本には、どこかから写したような解説に、筆者の余計な主観でまとめがくっつけられていたりしてがっくりしてしまうものも多いのですが、
これは現実の歴史とからめながら、比較的客観的な視点で書いてある印象です。
ケルト神話が変化していく過程などには筆者の推測も多く含まれていますが、「推測である」ということがわかるように書いてあるので好感が持てました。
ただし、安価な文庫という形態なので1つのエピソードや人物にさけるのは1〜3ページ程度。
そのためどうしても浅く広くになるのは否めませんが、
この本をざっと読んで、興味をそそられるエピソードがあれば改めて調べてみる、という使い方をするならば、良い資料になると感じました。
挿絵もとても綺麗です。
ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 [DVD]
ディズニーからフォックスに変わっても築き上げた人気に衰えはない。
真新しさはさほど感じないが、ナルニアワールドに十分浸れる楽しい出来に満足できる仕上がり。
ハリーポッター、ロード・オブ・ザ・リング、そしてナルニアは語り継がれる名作である!
ナルニア国物語 オフィシャル・インスパイアード・アルバム
映画「ライオンと魔女」にインスパイアされて作られた、クリスチャンのアーティストたちによるアルバム。
映画のサントラではないのでくれぐれもご注意。
ナルニアにインスパイアされた曲なんてこんな機会でもなければめったに聴けないだろうし、わたしはスティーヴン・カーティス・チャップマンのファンなので、迷わず買いました。
総勢11組のアーティストたちによる曲とあって歌詞の内容も曲の感じもさまざまでしたが、楽しめました。それほど物語と密接な関係を感じない歌詞のものもあれば、「ライオンと魔女」以外のナルニア国物語の内容まで盛り込んでいるらしいYou are the Oneなんかもありました。個人的にはラップでルーシーがたんすの向こうにナルニアを見たのに信じてもらえなかったという内容を歌っているNew Worldが気に入りました(ナルニア国物語がラップで歌われるなんてびっくり!です)
クリスチャンのアーティストによるミュージック(クリスチャン・コンテンポラリー・ミュージック)は日本ではあまりメジャーではないと思いますが、このアルバムはよかったので、知らない人もこれを機会にためしに聞いてみるとよいのでは。わたしはナルニア好きの友人に薦めています。
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 スペシャル・エディション オリジナル・サウンドトラック(初回生産限定盤)(DVD付)
かつての大作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」に近い音楽かな?と勝手に想像していましたが、
全くハズレ、ロード・オブ・ザ・リングよりもスケールは小さいもののメロディがこっちの方が感動的で合唱の使い方も宗教音楽ぽくなくて素晴らしいです。
音楽を担当しているのはいつのまにかファンになってしまったHGWこと「ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ」。
楽しいというかカッコいい音楽になってます。
フルオーケストラで特に弦楽器の使い方がGOOD!!
オープニングの低弦のズンズンくる伴奏や恐らくナルニアのメインテーマであろうメロディを奏でるヴァイオリンの響きは非常に印象的です。
これからもっともっと有名になるであろう作曲家だと確信しています。
ウィリアムズつながりでジョン・ウィリアムズくらいの大物になって欲しいです。
ここでまだ彼のことを知らない方のために過去作品などを紹介します。
HGWことHarry Gregson-Williamsは現在配給会社ドリームワークスの音楽顧問で作曲集団「リモート・コントロール」のリーダーであるHans Zimmer(ハンス・ジマー)のもとで研鑽を積みました。
デビュー間もない頃はジマーの作品を編曲・指揮するなどしていました。
後に単独で作品をリリースし始めます。
マイケル・ベイ監督の「アルマゲドン」では同じくジマーの配下であるTrevor Rabin(トレヴァー・ラビン)と共同で作曲、人気を博しました。
ディズニー映画にも頻繁に登場し、今回の「ナルニア王国物語」、ナルニアの監督が撮った「シュレック・シリーズ」なども全てHGWの作品です。
ハンス・ジマーと違って弟子に追加音楽や編曲をやらせずにすべて自分でこなしてしまう大ベテランとなりました。
ハンス・ジマーにはないキャッチーなフレーズが彼の持ち味の一つです。
そんなわけでオススメです。