桂米朝 らくごの世界 [DVD]
他のレビューの方々も、みなさん、桂米朝ファンで、
だからこそ、あえて低い評価をつけておられます。
しかし、せっかく桂米朝師匠の商品が発売されたのです!
その足をひっぱったのでは、
もともこもありません。
よりよい商品を出す方向になればいいですが、
「せっかく出しても、評価が低い、売れない」
というという、とんでもない誤解を、
メーカー側がしてしまったら、
大変なことです。
米朝師匠のものを出せば、
どんなものでも売れる!
という認識をぜひメーカー側にしてもらって、
どんどん、どんどん出してもらいたいものです。
私はこの商品を買いましたが、
とてもいいと思いました。
ぜひとも今後も、次々と米朝師匠のものを出していただきたいと願います。
すべて買います。
われにやさしき 人多かりき わたしの文学人生
「好きな女性小説家は誰?」といわれたら、私がすぐ頭に思い浮かべるのは、小川洋子さんと、この田辺聖子さんです。(そのわりには「好きだ」と言えるほど作品を読んでいませんが…)
この「われにやさしき人多かりき」 (田辺さんらしい、いいタイトル)は、集英社の「田辺聖子全集」にかかれた各巻の自作解説を、一冊の本にまとめたものだそうで、田辺さんの来し方や、作品に関するエピソードを、たっぷり味わえる単行本です。
私のように、「好きだ、とおぼろげに思っているくせにちゃんと読んだことのない読者」にもとてもありがたい、まして熱心な愛読者のかたには、たぶん、より深い感慨を呼び起こすであろう、いい本です。
( 今まで「カモカのおっちゃん」って何者なんだろう、と思っていたのですが、そうか、サルトルとボーボワールのような間柄の、ご主人だったのですね。)
あんなに充実した業績をあげてきた田辺さんの、執筆スケジュールは、ちょっと想像を絶するほどの過密さです。あれだけの仕事を、この環境からうみだしてこられたのか、と驚きます。
「小倉遊亀」の日本画8点を使った装丁も、田辺さんのふんいきによくあっています。「田辺聖子全集」の、どの巻を買うか迷っている人は、まず索引がわりにこの本を読むといいのじゃないか、という気がします。「解説」だけひととおり眺めただけでも、田辺聖子さんの歩んできた道のりの遥かさが、静かにつたわってくる本です。
赤の発見 青の発見
世界的な半導体の研究者・西澤潤一氏と青色発光ダイオードの発明者・中村修二氏の対談です.中村修二氏については多くの自書・関連書が存在しますが,中でも本書が一番読み応えがありました.
対談の内容は幅広く,発見の経緯から,イノベーションが起きる条件,イノベーターを育てる教育,そして日本の科学技術の問題点とあるべき姿まで,熱く語り尽くします.理系学生の必読書です.
新版 タイミング妊娠法丈夫でよい子を産む
妊娠を希望していたものの、まずどんな情報が必要かも
わからなかったので読んでみました。
どうしたら妊娠しやすいか、
妊娠を望む場合気をつけなければならないこと、
妊娠中に気をつけなければいけないことなど、
解説イラストも多く、分かりやすく書かれていると思います。
自然妊娠を希望しているのになかなか出来ない、少し焦ってきた、
などと思われたら、是非一読をお勧めします。