ラスト・オブ・ア・ダイイング・ブリード
2012年リリース。アル・クーパーに見出され衝撃的なデビューを果たしたのが1973年。あれから39年という月日が流れ、その間に耐え難い悲劇を体験し一度は解散したものの、1987年の再結成後も常にサザン・ロックの頂点に君臨し続けてきた彼らが、自身達の弟分にして現在活動休止中(事実上の解散状態)のブラック・クロウズのベーシスト=ジョニー・コルトを正式なメンバーとして迎え入れ制作した、前作から3年ぶり、通算22作目となる圧巻の2012年作。鳥が金網を破りさり「フリー・バード」になるという感動的なアートワークもさる事ながら、【1】【3】【9】など、ロニーやスティーヴ存命時から変わらぬ、この情熱とスリルに満ちた極上の南部サウンドには本当に涙が止まりません。南軍旗は今日も高らかに掲げられ、空にはためいています。
One More From the Road (Dlx)
アトランタ・フォックスシアターにおけるこのライブアルバムは
オリジナルLP、CD1枚収録、CD2枚組(デジタルリマスター)と発表されているが、このデラックスエディションはマスターテープを極力忠実に再現した逸品です。これまで聞こえなかった音などが入っており臨場感あふれた作品になっています。また解説・対訳付きで内容の濃いアルバムです。