ハモンド・オルガン・トリビュート
私はハモンドオルガンの講師ですが、このCDは最高ですよ! ハモンドオルガンとは、世界の電子オルガンの元祖です。Y社の「エレク○ー○」も素晴らしい楽器ですが、やはり元祖はいいですよ!ハモンドオルガンの独特のコロコロとした独特の音色は、何といっても癒し系の音色です。ハモンドオルガンは一般の電子楽器のように、長時間聞いていて飽いたり疲れたりしない不思議な音色です。このCDはそのハモンドオルガンの魅力でいっぱいです! 是非是非聞いてみてください。年末の「紅白○合戦」でも多くのミュージシャンが愛用、あのビートルズや、サザンの原坊にも愛用されているハモンドオルガン! これは絶対におすすめで~す!
ソウル・クラシックを歌う
脱力感のあるヴォーカルに円熟味と渋味を感じます。声を張り上げることだけがソウルフルな表現ではないと感じます。ソウルについて達観したヴォーカルですね。
編曲のほうも、メイヴィス・ステイプルズ、チャカ・カーンほか多数の協力のもと、オリジナルよりはひとひねりされています。グルーヴがレイド・バックされた前半から後半にかけて徐々に盛り上がります。
日本盤には歌詞がついています。それだけではなく、オリジナルについての解説などもしっかり書かれています。日本盤の購入をお勧めいたします。
スティーヴィー・レイ・ヴォーン・トリビュート [DVD]
兄のジミー・ヴォーンが中心となったスティーヴィー・レイ・ヴォーンの追悼コンサートの映像板。参加はBB.キング、エリック・クラプトン、Dr.ジョン、ロバート・クレイ、ボニー・レイット、バディ・ガイと現役白人・黒人ブルースマンのトップが勢揃いで素晴らしいパフォーマンスを披露してくれている。輸入盤ではリージョンフリーDVDが存在したが国内では初DVD化になる。インタビューが収録されてるので字幕が必要な人にはこの国内盤をお薦めする。実際の追悼ライブではもっと多くの曲がプレイされたようでDVD化に伴ないボーナス収録が期待されたが、今回は残念ながら未収録のようである。
ハモンド・オルガン・トリビュート
ハモンドオルガンの分厚い音はレスリーなしにはあり得ない。
ジミーの音作りは、その後のロックにも大きな影響を与えた。ジョン・ロードの音作りもB3とレスリーの組み合わせで成り立っている。
かつての名器の音を聴くことが出来るこのアルバムは思い出の塊です。
フロム・ニュー・オリンズ・トゥ・ロンドン
小生40代半ばを目前にしてロックファン歴27年になるが、このジミー・マッキントッシュという実力派ギタリストは名前も顔も知らなかった。たまたまこうしてMP3バージョンを試聴できなければ小生の触覚に触れることもなかったはずのアルバムが、なんとあまりにも素晴らしい出来で心底惚れてしまった。ロン・ウッドが参加しているということでそういう音を期待していたところ、期待以上の作品に仕上がっている。ジャズでもロックでもブルースでもないけれどそれぞれ全部のエッセンスが詰まっている。ヒット、金儲け、売名などそれらのどれも目的となっていないであろう作風と全体の雰囲気はとても落ち着いていて圧が強すぎなく、それでいて爽快感と達成感を感じる。ジョー・ボナマッサなどのように若さゆえの力みなどもないし、大御所ジェフ・ベックやエリック・クラプトンのように奇をてらいすぎる感もないのが良い。