バニシング・ポイント コレクターズ・エディション [DVD]
以前は日本語吹き替えが無かったからスーパーソウルの声を当時のイカした吹き替えで聞けるのが何より嬉しい!疾走する真っ白いダッヂチャレンジャーがひたすらカッコ良い!
朝鮮戦争ベトナム戦争の失敗による厭世観。若者たちは抗議の意味を込めて自らの消失点に向けてひた走るしかない。映画を作る事が極めて政治的な意味を持っていたアメリカンニューシネマという一瞬の煌めき。そのなかでも突出した傑作の一本です。映画が紛れもない映画そのものだった時代。どれほど撮影技術が向上しようと再現不可能です。これを観れば今の日本映画、分けてもフジテレビの映画が如何に最低かが分かると思います。
俺たちに明日はない [DVD]
随分前からタイトルわ知っていて 『スゴイ時代遅れなタイトル。古〜いウェスタン調の西部劇かな?』 と手に取りもしませんでした。 つい最近、ボニー&クライドの凶悪だけど超coolな実話を聞いて知り、若干興味があったので関連モノを探していて何とこの『時代遅れの西部劇』みたいなタイトルに行き当たり、 原題が 『ボニー&クライド』と知り驚愕! 映画自体わ 若いフェイダナウェイの超coolでsexyな姿・シャレオツなファッションに衝撃のラストシーン(*'艸`)とゆ〜カナリ惹きつけられる名作なだけに… 尚更 この平成生まれのアタシにわ耐えられない糞ダサい邦タイトルが許せなくて残念過ぎました… こんな邦題がデカデカとプリントされて無ければDVD買ったのに…('Σ`;) 勿体ないですね
借金取りの王子
君たちに明日はないの続編。相変わらずテンポがよくておもしろかった。リストラ請負という厳しい仕事だが、担当者にベストの選択をしてもらおうとあれこれ考える真介の姿勢に共感するところが多かった。特に表題作「借金取りの王子」が感動的だった。過去に非行の経験がある女性と結婚するために彼女に負けないよう一生懸命仕事をする彼と、彼のことが大好きなのに素直になれない彼女の行動が印象的だった。
俺たちに明日はない [Blu-ray]
いわゆる、アメリカンニューシネマはこの作品から始まったといっても過言では無いだろう。あまりにも有名なボニー&クライド。銀行強盗を繰り返しながらの逃避行、「俺たちに明日はない」と言う通りに、このまま続く訳が無い・・・と知りながらも、あくまでも明るく振舞い、そして愛し合う2人の、衝撃のラストへ向かってのあまりに退廃的なカウントダウンが物悲しさを誘う。しかも実話を元にしているというのもリアリティーがある所以だろう。テンポがよく、一気に最後まで見てしまうこと必須だ。ある意味、これこそが究極の愛なのでは・・・と思えるほど魅力に溢れ、殆ど古さを感じさせることも無く、大変綺麗な映像がこの価格なんて、持っていて全く損はない。これぞアメリカンニューシネマのパイオニアにしてマスターピースだ。