ニルスのふしぎな旅 TVシリーズ DVD-BOX1
幼い頃にTVで見て、感動した作品。
ぜひ、もう1度見たいと思っていたのですが
再放送はしなくてとても残念だったのですが
DVDになると聞いて、凄く嬉しかった。
子供にも、この名作を見せたいと思っていたので
子供と一緒に楽しめると思う。
お勧めな作品です。
ニルスのふしぎな旅〈4〉[全訳版] (偕成社文庫)
「親指くん」ニルスの旅も、これが最終巻。スウェーデンの風土を伝説や民話を交えて描いていくのはこれまでどおりだが、今回は作者本人と思われる人物も登場する。話の中に何度か登場した、ガチョウ番のオーサの弟マッツの死など、ちょっと悲しい場面もあって、涙ものの最終巻なのだ。
なによりも最後に人間に戻ったニルスが、もはや鳥や動物の言葉を理解できなくなり、ただ黙ってアッカや他の仲良しのガンたちと別れる場面は、本当に涙が出た。鳥の悲しみなど、そう長くは続かないと知っているニルスが、まだガンたちが悲しみの声をあげているうちに去っていくところなど、心憎いばかり。
ガンのアッカ、ワタリガラスのバタキ、ワシのゴルゴ・・・全編を通して、彼らの言葉は、ニルスを大きく成長てきた。特にアッカの言葉は、自然を大事にしなくてはいけないとか、人のことを考えて行動しなければならないなどという、大切なメッセージがたくさん含まれている。
どんなに悪い子でも、親は子どもを愛しているのだということも書かれている。ニルスが戻ったときの両親の喜びよう、それまでの心痛、そういったことも痛いほどわかる。そしてニルスが本当によい子になり、素晴らしい人間になったことが、なにより喜ばしい。
ニルスのふしぎな旅〈2〉[全訳版] (偕成社文庫)
いたずらっ子で、動物をいじめるのが好きなニルスは、自分の家にいるトムテという妖精をいじめた罰として、小人にされてしまい、白ガチョウのモルテンの背中に乗って、ガンの群れと一緒にスウェーデン中を旅する。
第2巻はスウェーデン各地の民話なども絡めて、風景や動物達の生態が描かれているのだが、人間に破壊されていく自然の様子も描かれている。こういった事からニルスは、「幸福というものは他のものを愛さなくてはやってこないのだ」ということに、気づいていく。
たくさんの動物や人々を助けながら旅を続けるニルスだが、そうしようと意識してするわけではなく自ら自然にそうしているのだ、と読んでいるほうも徐々に気づく。知らないうちに、いたずらっ子のニルスは良い子になっているのだ。例え自分の命が危険にさらされようとも、何事にも動じず、淡々と自分のできる仕事をこなしていくニルスは、いつの間にかヒーローになっているのだ。
ニルスのふしぎな旅 DVD-BOX
昔に本放送を一度見たきりで、その後全然見る機会が無かったので今回のDVD発売はとっても嬉しいです。放映中は毎週、夢中になって見ていたような記憶があります。さすがにはるか昔の事なので断片的にしか記憶がありませんが、すごく面白かった気がします。昔の思い出を信じて今回予約を入れてみたいと思います。
《追記》
本日、平成22年2月11日にニルスの全話数を見終わりました。感想としては、もう「感動した」としか他に言いようがありません。全話数共にすごく面白くて良かったです。凛々しいアッカ隊長の指揮の元、あんなにどうしようもなかった怠け者でいじめっ子ニルスが長い旅の間にどんどんモルテンやキャロットと厚い友情で結ばれていく様子には目を見張るものがあり特に最終回のニルスは本当に良い子に成長していて思わず抱きしめてあげたくなりました!本当に30年前の古い作品とは到底思えないほど良く出来たアニメだったと改めて感じ、30年前の私が夢中でみていたのも納得です(笑)話の内容としてはコミカルなギャグあり、教訓めいた話あり、何故か憎めない敵役のレックスにもしっかりとフォローの話があり(私はその話での、ニルスとレックスのやりとりが多分一番笑ったかも!)かなり堪能させて頂きました。特に、最終回のニルスに対するアッカ隊長の優しい声が見終わった後も強く心に響いています。ただ惜しむらくは、本放送以来この作品と触れ合う機会が全く無かった事のみです。こんな素晴らしい作品に、もっともっと早く再会したかった!もっと早く堪能したかったと思うと凄く悔やまれてなりません。まあ待った分だけ感動もひとしおですが。
最後に、30年前にこの作品を製作してこの世に送り出してくださった製作スタッフの方々や関係者の皆々様、それに今回再発売という形でこの作品を世に送り出してくださったNHKエンタープライズ様に深く感謝したいと思います。
懐かしのアニメ主題歌集(1)
内容については曲目リストを参照してもらうこととして。
私はリアルタイムで知っているのだが、今になってまとめて聞き返すと、色々と発見がある。
男性ヴォーカルの傾向がみんな一緒だったり。宮里久美の歌唱力が2曲目の方が向上していたり。人によってやたらはりきっていたり、そうでもなかったりとさまざまだったり。
当時の曲はまだあまり洗練されてなくて、かえって生のパワーとか魅力とかを感じられて、いいなあ。