華麗なる週末 [DVD]
マックイーン主演の中では、一番ほのぼのとした名作だと思います。
「華麗なる賭け」と少々タイトルが似たような感じですが全くの別物。
舞台は20世紀初めのアメリカの町
使用人(マックイーン)とその家の少年(M・ボーゲル)、黒人(R・クロス)とメンフィスへドライブへ行くというストーリーであるが
マックイーンらしからぬほのぼのとした作品だと思います。
しかも、以前はビデオだけの発売だったが
今度は、高画質のDVDで見れるとなると
マックイーンファンならずとも、是非とも目にしておきたい一作だと思います。
華麗なる週末 [DVD]
何が「華麗なる週末」だよ?原作はノーベル賞作家=W・フォークナーの「略奪者」か。マックイーンはアクション、戦争物にうんざりするとコメディに挑戦するが成功したためしがない。そもそもコメディ向けの人間ではない。つまり自己を「道化」に出来ないタイプ。そのくせ「雨の中の兵隊」で失敗したのにまたこれ。この映画は少年の視点から描かれるがあんまり面白くない。ご本人も「失敗だった」と反省。以後コメディはなし。採点は甘いがまあこういう映画もいいかと。フォークナーは学生時代に「8月の光」だったかな?結構読んだ。英文学科だから。長くて退屈した。偉い作家なんだけど。戦争中にはハリウッドで脚本を書いたそうだが映画は知らない。
ジョン・ウィリアムズ・グレイテスト・ヒッツ1969-1999
スティーヴン・スピルバーグ監督と組んだ数々の映画のテーマ曲をメインに、ジョン・ウィリアムズの自作自演(指揮)で楽しむ28のヒット曲集。DISC1の66分、DISC2の73分44秒の中に、ジョン・ウィリアムズの素敵な音楽がいっぱい詰まっています。
音楽の羽ばたく様が目に見えるような『E.T.〜フライング・テーマ』。
姿の見えないものが、徐々に迫り来る不気味な恐さを見事に表現した『ジョーズ〜テーマ』。
ボストン・ポップス・オーケストラの名奏者ティム・モリソンのトランペットの音が冴え渡り、胸に切々と響く『JFK〜プロローグ』と『7月4日に生まれて〜テーマ』。
カール・オルフの名合唱曲『カルミナ・ブラーナ』(ヨッフム盤が素晴らしい名演です!)に通じるスリリングかつダイナミックな雰囲気を持った『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス〜運命の闘い』。
以上、五つの曲・演奏がなかでも魅力的で、ジョン・ウィリアムズの音楽の魔法の煌めきに、わくわく、どきどき、胸が弾みました。
改めて、彼の音楽のわくわくする楽しさと、心躍るファンタジックな気分を堪能することができた二枚組のCDです。