テレビドラマ 富豪刑事デラックス オリジナル・サウンドトラック
おなじみのテーマの数々、「富豪刑事」の曲と、「富豪刑事デラックス」用に新たに作曲した曲を
収録しており、作品の世界を十分堪能できます。
作曲の辻陽氏は「トリック」を手がけた方だということを、CDを買った後で知りました。
「トリック」に似ないよう、打楽器を使わないようにしたとのことで、まったく気づきませんでした。
ご本人も言われているとおり、唯一「17.喜久右衛門のテーマ」では打楽器を多く使っているので
改めて聴くと「トリック」の感じが聴きとれます。
特に、ブックレット・ライナーノーツが充実していて(表紙+裏表紙入れて計12ページ)、
番組の写真は神戸美和子の表紙のみですが(カラーも表紙のみ)、
番組に対する作曲者のコメントと解説だけではなく、各1曲ずつに短い解説と作曲者のコメントがあり、
各曲のタイトルもご本人が付けた、など興味深い話を読むことができます。
また、プロデューサ桑田氏、演出の長江氏のコメントも載っています。
ドラマのファンには、もちろんオススメです。
トライアングルライフ
ドラマ『富豪刑事デラックス』のエンディングで聴いて、購入。
『富豪刑事』第1シリーズのエンディングテーマは、「愛のメモリー」のカヴァーでしたが、
共通点は、線の細い男性ヴォーカルといった点でしょうか。
TVでは流れなかったパートも含めて、曲の展開がドラマチック。
印象的で、聴かせます。
富豪刑事デラックス DVD-BOX
お話が、より金額を10倍にして登場しました。感動!!!まるで自分のものになったかのような・・・あのおじいさん。「またしても、正義のために私の財産を使ってくれるとは、・・・、お前は天使のような子じゃ。今度こそ、今度こそ、全部使ってくれよ。」とフレーズ。山下警部の表情。深田の「ちょっと、よろしいでしょうか?」と言葉に対して「なんだ!」その迫力にすごみが増したような気がします。その自宅も破格。遊園地、ヘリポート、飛行場、豪華客船が数台、ワインセラーの館、・・・等々。しかも、警備は厳重。よくもまあ、豪華な設定でしょうか。捜査のために、ビルを購入。しかも怪しまれないように、まわりの数棟のビルも購入。しかも、捜査のために高級料理と、イタリアのオペラ歌手まで呼んで、一番面白かったのは、その張り込み現場で犯人を発見した時に歌が変わることでした。バラードから「オソーレミヨ」に、それで起床。優雅としか言いようがありません。そんな優越感を浸りたい方には、是非是非おすすめです。友達が言っていました。「テレビの中の物語は絶対に現実では起きない」って。その代表作でしょう。
デラックス・コレクション
オオゼキタクを購入したのは二つ理由がある。
一つはドラマ「大富豪デラックス」の主題歌で、
さわやかでよくのびる歌声に興味をもっていたこと、
もう一つは偶然とある駅の路上ライブでご本人の豊かな声量を
耳にしてしまったことである。もっと聞いてみたいと思った。
実際に購入したCDを聴いてみて実感したのは
彼の歌の透明感。そして揺れ動く人間の内面をきちんと見据えた
歌詞のせつなさである。オオゼキタクは繊細な人なのかも知れない。
曲の音の動きは派手さはない。
これからも彼の才能が
発揮されることを想いながら、
車などで流してみたい曲がたくさん入ったCDだと言える。