バッハ:フランス組曲
フランス組曲といえば多くの録音があって聞き慣れていましたので、西山まりえさんの録音を店頭で見たときには買おうかどうしようかと迷いましたが、試聴してみてびっくり。
いままで聞いていたのとは何と違うことでしょう。冒頭からしてそのリズム、技巧に脱帽しました。
「レコード芸術」で推薦されるのも当然ですね。
ゴルトベルク変奏曲BWV988 [西山まりえバッハ・エディション1]
バッハのゴルドベルク変奏曲といえば、グールドのピアノ演奏が有名ですが、本来はチェンバロで演奏されたのでしょう。その意味ではこの曲は作曲者の原点に戻っている、というだけでなく収まりの良いように楽譜に縛られず工夫しています。聴いていて心地よくなる曲ですね。
チェンバロでの演奏は結構多くの人によってCDで出されていますが、その中でもこの一枚は優れているものです。
ところでバッハエディションということでシリーズで録音する予定の様ですが、今までに3枚でているCDのジャケットは”さそうあきら”氏がデザインされています。さそう氏といえば「神童」や「マエストロ」を描かれた漫画家で、このシリーズのジャケットは統一感があって良いですね。 実は私はジャケ買いでした^^;