英吉利の獅子
内容が、音楽が ということではない。
スティーヴ・ハリスが自分の名前を冠してまで、この作品を発表したかったのか?
という理解がである。
アイアン・メイデンの曲をイメージしていたら完全に肩透かしを食らう。
UFOに代表される往年のブリティッシュ・ハード・ロック?
正則さん、違うんじゃね?
イギリスの若手ミュージシャンが作ったハード・ロック曲を
ハリスが一所懸命サポートしてあげてるといった感じ。
三聴して…好みではありません。
もっと聴き込めば好きになるのかなぁ???
超高層プロフェッショナル [Blu-ray]
日本で劇場公開時に観ました。渋谷の小さな映画館でした。邦題に偽りなし。思った以上にスリリングな展開だったことをうっすらと記憶しています。
ソフト化される、しかも日本語吹き替え付きとは、関係者のご努力に脱帽です。
モハメド・アリ【字幕版】 [VHS]
相手のダウンを、
予言して
いつもその通りに
勝ち続けた男・・・
モハメド・アリは、
いつもマイクの前で
ほえていた記憶が?
でもこの映画で、
このナゾを
解いて頂けます
あなたも
簡単に気づくことが・・・
この映画は、
ファースト・クラスです!
British Lion
ハードロック・ヘヴィーメタルかくあるべし!とか、スティーヴのソロはこうでなきゃ!という思い込みや決め付けを持っている挑むと、このアルバムの魅力は届かないと思う。
多くのファンの予想から外れた音楽を提示してきたスティーヴ・ハリスという人の豪快さと柔軟さ、そしてこの音楽に込められた自信がこのアルバムの中に満ち溢れている。
聴けば聴く程、ソングライターとしてのスティーヴとメンバーたちの才能に驚かされる。
冒頭のヘヴィーな3曲がある種踏み絵的な存在となっているのかもれないが、この3曲にもスティーヴらしい悲哀に満ちたメロディーが乗っているし、近年のメイデンとは毛色の異なる重厚さがある。
それ以降の軽快さと叙情と躍動感を兼ね備えた楽曲群は、近年ではなかなか聴くことの少ないであろう英国ハードロックの魅力を存分に楽しませてくれる。
終盤2曲のタイプの異なる英国的重みのある楽曲はアルバムの終幕をじっくりと味あわせてくれる。
ヴォーカルが弱いという指摘もあるが定型や定番の音像から離れて接してみれば、音楽にフィットした魅力的な歌唱であることに気付く。
英国ハードロックの多様性と芳醇な魅力が詰まった何度でも繰り返し聴けるアルバムであり、しっかりと音楽に向き合えば、その音楽の喜びが感情に強く訴えかけてくることだろう。