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横道世之介 どストレートな青春小説。文章も物語も登場人物もカラッとしていて心地よい。最近の吉田修一さんは、人間の罪悪の意味を問うた中長編が目だっただけに、ここまで常春な雰囲気の作品は意外な気がしたが、文句なく楽しめた。地方から上京し法政大学とおぼしき大学に通う男子の一年間を巧みに描いた一冊。
都会での初めての一人暮らし、サークル活動、アルバイト、教習所通い、夏休み、帰郷、あるいは今迄にない恋心、デート、めまぐるしく移ろいゆく友人関係、大都市生活での戸惑いと慣れなど、おそらく多くの「若者」にとってお馴染みの出来事やイベントが、実にみずみずしく描かれており、共感し、微笑みながら読み進められた。現役の学生よりはむしろ、卒業してからしばらく過ぎた人が読んだほうが感慨深いだろう。青春は、遠きにありて思うもの。
80年代の群像劇ということで、バブリーな時代のハイテンションぶりや当時の流行モノが随所に書き込まれているだけでなく、この時代を切り取った既存の小説とは異なる時代イメージを打ち出そうとしているような感じもして面白かった(おそらく最大の「仮想敵」は村上春樹さんの作品)。とはいえ最も素晴らしいのは時代の復元などではなく、あくまでも個別のシーンを示唆深く描写する著者の筆の力で、彼のセンスのよさが遺憾なく発揮された傑作に仕上がっていると思った次第である。

田中角栄流「生き抜くための智恵」全伝授 (ロング新書)  マスメディアは田中角栄総理大臣の誕生を喝采で迎えたが、最後は石持て追い払った。稀代の総理であっただけに残念である。昨今、日本社会が息苦しくなっているのは、理屈を述べ、利ばかり求め、人間の本心をおざなりにしたり、「徳」を無視するようになったからではないのか。
 その点、角栄は人間の本質を見抜き、いかがわしい政治の世界を泳ぎ切ったのだった。この本は角栄がどのように人を動かし、政局を乗り切っていったかを具体的例を挙げて語っている。
 普通の人々が天才政治家の角栄のように行動できるとは思えないが、建前ばかりを並べたて、責任を逃れようとする人間が蔓延る中で、人間の本音を見抜き、損を覚悟で果敢に行動する人が組織には必ずいることを期待させてくれる。
 なんでもアメリカナイズされるのではなく、日本人の価値観に貫かれ、居心地がよくて能力が発揮できる、日本人のための組織を作っていきたいものだ。

田中角栄 封じられた資源戦略 鳩山政権が発足して、早や一ヶ月半が経過。
自民党から民主党への政権交代を、カメレオンの色が変わっただけと捉える見方も存在するのも事実。
民主党の今後の流れを読むには、自民党が戦後に辿って来た道の学びを抜かすわけにはいかないだろう。
自民党政治を最も体現した一人が、田中角栄
国家政策に直結しているのがエネルギー政策。
海外取材も織り込んだ田中角栄に関するこの力作を、
今後の日本の政治と経済の動きを読む参考書としてぜひ勧めたく、5つ星で推薦!


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