トレマーズ(字幕版) [VHS]
奇妙な怪物すぎて(気色が悪目です、若干)楽しかったです!みんなが逃げ惑う姿も、ハラハラ、ドキドキ!あと、ケビン・ベーコンがまたまた素敵でした。付け足しますが、気色が悪いと言っても、ユニークさがあるのでお薦めです!
新トレマーズ -モンゴリアン・デス・ワームの巣窟- [DVD]
モンゴリアン・デス・ワームの話なんだから、口から電撃出して攻撃!
みたいな必殺技を期待してたら、ありませんでした。
そういう夢のある映画じゃないんですが、密輸組織との銃撃戦、蔓延する
疫病、シェールガスの採掘に伴う環境破壊にでっかいイモムシがいっぱい
の、ひたすらアイディアを詰め込んだ感のある脚本が面白い、なんか掘り
出しもんの映画でした。午後のロードショーでやってたら傑作に思える感
じ。あぁあと、怪物の造型も本格的でカッチョイイです。
追記。別に他人の批評に文句付けるわけじゃなけど、B級映画ってこんなも
んだかんね。
トレマーズ [Blu-ray]
ブルーレイは超絶なハイクオリティとまでは言わないまでも、
スクイーズにもなっておらず、まるでVHSのような
低画質だったDVDに比べ、飛躍的にアップしています。
大半がロケ撮影によるデイシーンなので、山や岩、草といった
自然描写は解像度の高さも手伝ってクリアになり、
岩のゴツゴツ感や草木1本までより際立ってます。
ただ、縁取り補正がキツすぎる。
遠景の山々など一部のシーンではその補正によって
逆にノイズになってしまっている箇所も目立ちます。
画質の良さは人肌などでより顕著になって表われます。
ケビン・ベーコンのサラサラヘアーやフレッド・ウォードのヒゲが
クッキリしてて、フィン・カーターのソバカスまでもが鮮明に(笑)。
でも、グラボイズがより作り物っぽく見えてしまうのが難点か。
(CG普及前の作品なので元々作り物っぽいですが)
音源マスターは従来のものと同じですが、
dts-HDによりサラウンドの幅が広くなり、セリフも明瞭化。
さらにDVDには入ってなかったVHS版の日本語吹替を収録。
「レディの前で失礼!」など、内海賢二の名調子が楽しめます。
できればTV用吹き替え(井上和彦&田中信夫版)も収録してほしかった。
レターボックス仕様のDVDの字幕は2行になると1行だけが
画面外に出てしまい、ワイドTVでも扱いにくい劣悪仕様でしたが、
BDではそんな不満も解消。書体も丸ゴシック体で読みやすくなってます。
特典の53分のメイキングはDVDと同じもの。
バルとロンダがキスをしないオリジナルのエンディングも収録。
加えてBDには以下の特典を追加収録。
・『トレマーズ』宣伝用映像
・ケビン・ベーコン インタビュー
・マイケル・グロス インタビュー
・リバ・マッケンタイア インタビュー
いずれも公開時のPR用映像みたいなもので注目すべきほどの
面白い特典ではないけど、ファンにとっては貴重映像かも。
といっても、これらの特典はLD「スペシャル・コレクション」に
収録されていたものと同じで、BDで新規収録したものではないです。
ただLD版にあった
未公開シーンや膨大なフォト・ギャラリーとかも入れてほしかった。
もっと欲張るならこれほどファンの多い作品なんだから
『グーニーズ』の特典みたいに、監督や俳優を集めて
同窓会的なコメンタリー映像とか入れてくれれば面白かったと思う。
すでに引退したフィン・カーターやアリアナ・リチャーズは
今なにをやってるんでしょうね?
ところでBDのジャケットはなぜ“夜”に変わってるんだろう?
全編昼間の映画だし、これまでのキーアートの方が
ずっと『トレマーズ』っぽいのですが・・・・。