シュヴァルツェスマーケン 3 縹渺たる煉獄の彼方に (ファミ通文庫)
マブラヴシリーズの中でも個人的に最注目している作品の第三巻。
今までも十分面白いと思っていましたが今回はさらにその上をいってくれました。
以下微妙にネタバレ注意
人間関係においては義妹であるリィズの登場が大きいですが、その一方で自らの胸の内を明かすアイリスディーナ、彼女に次第に惹かれていくテオドール、そしてその姿を複雑な心境で見守るカティアとメインキャラの関係も大きく進展していきます。
そんな中で私が注目したのは同志中尉ことグレーテル。彼女の心境の変化に胸を打たれたのは私だけでは無いはず。
物語の展開的には今までにない明るく読みやすい展開から始まり、「あれ? 俺何のラノベ呼んでるんだっけ?」と思わず思ってしまうくらいでしたが、後半から始まる「海王星」作戦ではマブラヴらしいシビアかつ熱い戦闘が繰り広げられ、人類の奮戦をあざ笑うBETAの姿が描かれます。
そして三巻終盤に描かれる第666部隊とそれに呼応する他部隊の活躍はマブラヴシリーズでも屈指の熱い展開と言って過言ではないでしょう。思わず手に汗握ります。
そして迎えるエピローグ。ここを読んだ時私は思わず涙しました。
全てを拒絶する主人公、崩壊を前にしても威信を維持するため非道な行為を繰り返す国家、そして突き付けられる数多くの現実。今までの重い展開があったからこそ第三巻の内容には心打たれるものがあります。
物語はまだまだ続くとのことですが四巻以降も楽しみです。
長文失礼しました。
大都技研公式パチスロシミュレーター 「吉宗」
やっぱり吉宗は、怖い台です…
ゲームだといくら投資してもへっちゃらなんで、安心して打てます(^^);
実際打ってて思ったけど、やっぱ吉宗は名機ですね。
1G連システムや、高確演出なんかは見事な創りです。(シャッターが閉まった時のレバーを引く瞬間なんかは、もうたまらないです。)そして、鷹狩り演出が最高です。
この演出、滅多に見られないのがいいですね。
皆の注目を一気に集められます。
シマ全体に響き渡る鷹の鳴き声に歓喜する事。(^^);
ただ、前のレビューにもありましたが、ゲーム数はもっとばらしてほしかったです。放出ゾーン以外の高確などは、全く期待できないんで…
193G捨ての台も目立つし…
銭形みたいに、大ハマリした時はBIG確定という救済措置もほしかったかも…
天井バケ単はまじきつい…
ところで、このゲームの感想としては
やっぱ高確の音は切れちゃいかんね。
それ以外はかなり良い出来だと思います。
データ分析なんかは吉宗打ち込んだ人も納得ではないかと。
仁義なき戦い [DVD]
男なら誰しもが一度は憧れるであろう「暴力」の世界をリアルに描いた作品。鬼才、深作欣二監督の最大の名作。
主演・菅原文太のカッコよさ思う存分にやられて下さい。
梅宮辰夫・松方弘樹・金子信雄・渡瀬恒彦・田中邦衛等名俳優達を
世に送り出した作品とも言えると思う。
戦後当時の広島ヤクザ社会における人間関係や組織の構造、
暴力社会の秩序、そして老獪で残忍な親・山守(金子 信夫)に対する
主人公・広能(菅原 文太)の心の葛藤や、それでも筋を通そうとする
男の生き様を見事に表現しています。
男社会のいろんな立場における「人間臭さ」や「男気」が
プンプン漂ってきます。それはとてもリアルに。
当時(1973年)の映画にしては(却ってかもしれないが)暴力表現や
出血・殺人シーンがリアルなので、そういうの弱い人には、
少し不快かもしれない。
2003年、いまでも最高に楽しめる映画のひとつです。
まだ見たこと無い人は、是非どうぞ。