続・僕たちの洋楽ヒットVol.1
1954年生まれですから、ここに収められている曲をリアル・タイムで聞いたわけではありませんが、物心がついた時にラジオやテレビ、レコードを通して日常の中に流れていた曲が多く大変懐かしかったですね。
女性監督としてその感性が光ったエリア・カザン監督作品で、ジェームス・ディーン主演の「エデンの東」は、この時代を代表する曲の一つですね。ビクター・ヤング楽団の演奏は良く覚えています。
対照的に、アーサー・キットの「ショー・ジョー・ジ」もユニークですね。「証城寺の狸ばやし」のメロディーに英語の奇妙な歌詞をつけ、不思議な発音で歌うこの曲は、その後「味噌」や「ビール」メーカーのCMにつかわれましたので、よく聞きました。
デビー・レイノルズの「タミー」も良い曲ですね。以前「グローイング・アップ」というオールディーズをふんだんに盛り込んだ映画の中でこれを聴いた時は、飛びあがるくらい嬉しかったものです。当時のバラードの隠れた名曲といえますね。
映画『ゴースト』で使用されていたレス・バクスターの「アンチェインド・メロディ」も良いですね。懐かしさが音楽中に一杯詰まっています。
「慕情」「テキサスの黄色いバラ」「オンリー・ユー」「セレソ・ローサ」「ケ・セラ・セラ」「バナナ・ボート」「禁じられた遊び」「雨に歩けば」「砂に書いたラブレター」「河は呼んでいる」等、当時の名曲をこれでもか、というぐらいに収録してありますので、大変お買い得なCDでした。オールディーズって、いいですね。
ローラ殺人事件【字幕版】 [VHS]
David Raksin作曲の主題曲「Laura」が有名です。「Laura」は、忘れ難きジャズスタンダードナンバーとなったと言えましょう。storyも面白く、出演者も適役だと思いますので、見て損はないと思います。DVDの発売を期待します。
巴里のアメリカ人 [Blu-ray]
特典映像が充実しているのと、値段もお手頃だったので購入しました。
この作品は、音楽は勿論ですが、美術やセットも素晴らしいので、
そういった色彩が高画質で楽しめるだけでもブルーレイ盤はお薦めです!
ですが、特筆すべきは、特典映像が凄く充実している点です!!
特に「ジーン・ケリー:ダンサーの肖像」という映像。
これ、実は、こちらで見つけて購入しようか迷っていた、
「Anatomy of a Dancer」というジーン・ケリーのドキュメント映像でした。
Gene Kelly: Anatomy of a Dancer (Sub) [DVD] [Import]
こちらの作品、ジーン・ケリーのファンの方の評価が高いのですが、
輸入版で字幕が無いということで、購入を迷っていましたが、
なんと!こちらのブルーレイの特典映像に日本語字幕入りで収録されていました!
この映像が入っているだけでも「買って良かった」と思いました。
しかも、輸入版のDVDの値段を考えると、
このブルーレイ盤は値段的にも凄くお買い得だと思います!
そして、他にも、ジーン・ケリーの3番目の奥様(=凄い美人!)による、
「巴里のアメリカ人」の音声解説も凄く貴重な裏話が沢山聞けました。
3番目の奥様は、ジーン・ケリーより47歳年下という事ですが、
自叙伝を手伝っていただけあって、当時の様子を詳しく説明して下さってます。
とにかく、ジーン・ケリーのファンであれば、絶対に「買い」だと思います!
巴里のアメリカ人 [DVD]
主演はジーン・ケリーとレスリー・キャロンで、監督はヴィンセント・ミネリ、
製作・配給はメトロ・ゴールドウィン・メイヤー。
映画で使われる音楽は、すべてガーシュウィンとその兄アイラ・ガーシュウィンによるもの。
パリを舞台として、アメリカ人の画家とフランス人の女性の恋を描く。
映画のクライマックスには、ケリーとキャロンがジョージ・ガーシュウィンの楽曲『パリのアメリカ人』
をバックに踊る18分間のダンスシーンがある。
『雨に唄えば』とともに、ジーン・ケリーが主演するミュージカル映画の傑作とされている。
弾丸を噛め [DVD]
この映画を忘れてはならない(自分が忘れていたが)今は亡きペキンパ一家の名優・ジェイムズ・コバーンとペン大(ペンシルバニア州立大)卒のインテリ・キャンディス・バーゲンの唯一共演西部劇。監督は「プロフェッショナル」のリチャード・ブルックス。まあ盛りがすぎたが。バーゲンと3度共演のジーン・ハックマン。乗馬の名人=ベン・ジョンソン。内容は西部劇の耐久レース。劇場で見たとき馬が可哀そうになった。馬を殴ったマイケル・ビンセント(最近見ないな)がジーン・ハックマンに半殺しにされるのが面白い。私が学生のときキャンディス・バーゲンの知的な美貌が話題になった。私も嫌いではないがあのいかつい?肩がどうもねえ。バート・シュナイダーとの同棲を経てルイ・マルと結婚。旦那は亡くなった。若い人はキャンディス知らない人がいるんだな。ショット・ガンをぶっ放す勇ましいキャンディスも魅力がある。もともとフォトグラファーで演技を褒められたことがないが美人は美人である。変な弁護。私はどうして美人に弱いんだろう?