ふたりっ子〈1〉 (新風舎文庫)
このドラマは三倉茉奈・佳奈を輩出したドラマとして名高い。この本からまな・かなが関西弁でまくし立てる姿が目に浮かぶ。
脚本はコメディー系のドラマで名高い(私の運命のようなシリアスドラマも書くが)大石静だが、ストーリーよりもむしろ設定が勝ったと思える。
NHKの連ドラは展開が早すぎるのでテレビではいいがノベライズでは少しつらい。だが大石静のセリフには感じるものがある。
連続テレビ小説 ふたりっ子・総集編 DVD-BOX
NHKの朝ドラで、おもしろい作品を思いつくまま言えと言われたら、まず『ふたりっ子』を挙げるでしょう。脚本が素晴らしいし、出演陣も個性的。大阪制作なので、笑わせる部分のテンポが速くていいですね。細かい部分を気にするより力技で持っていく部分はありましたが(^^;
このDVDは2枚組みの総集編。全話が収録されている訳ではありませんで、最短時間で話がつながるように再編集されています。ですので、見たことがないけどサワリだけでも、という方にはうってつけだと。わたし個人的には全話収録のDVDは出して欲しいですが。
一躍有名人になったマナカナちゃんの2人も、2004年春から大学生になる訳で、時間が経つのは早いものだと。本人たちの方が、ドラマの中より2人が似ている度は高いですけどね(笑)。二卵性とは思えませんね。
「ふたりっ子」の本―「きょうだい関係」で性格が決まる (WIDE SHINSHO)
同じように育てているつもりでも、上の子と下の子では環境が
異なるという当たり前のことに気づかされました。
自分の子についてもそうですが、自分自身や知人の性格も
検証してみて、ずいぶん本書の内容が当てはまっていました。
大事なのは、兄弟姉妹されぞれのプライドを大事にして
あげることなのかなと感じました。
本書を読んで子どもに接すると、大分接し方が変わると思います。
ふたりうた3
マナカナこと三倉茉奈さん三倉佳奈さんによるカバーアルバム、二人の透明感のある声のハーモニーが心地よいです。
私が気に入っているのは「未来へ」「渡良瀬橋」「白いページの中に」「ナチュラル」です。
「未来へ」は、茉奈さん、佳奈さんがお母さんを想う気持ちが伝わってきます。感謝しつつ前向きな気持ちになれる曲ですね。
「渡良瀬橋」は、当時聴いた時にはアイドル歌手の歌う流行曲ぐらいの認識しか無かったのですが、茉奈さん佳奈さんの歌として聴いた時には歌の向こうに物語が見えてきてドラマを見たような気持ちになりました。
「白いページの中に」は、地味めな曲でもしかしたら目立たない曲ですが、繰り返し聴いていくうちにいい曲だなと想うようになりました。穏やかで少し切ないけれども美しい曲てすね。
「ナチュラル」は、NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」の主題歌です。当時私は見ていなかったのですが(すみません)、この曲を聴くと「これから始まる。すばらしい未来が!」というような高揚した気持ちになります。6月から始まるライブツアーでも聴いてみたい曲ですね。
このふたりうた3でカバーは一応終了とのこと、まだカバーされていない名曲もあり残念ですが、ふたりうた〜ふたりうた3の3枚37曲は名曲揃いですので、全部揃えてシャッフル演奏で聴くことをお勧めします。(^^)
連続テレビ小説 ふたりっ子 完全版 DVD-BOX2
全体的に見てもなかなか見所があちこちにあって、かと言ってバラけず、主演は岩崎ひろみさんですがそれを取り巻く全ての人物がそれぞれにシーンを盛り上げて飽きないドラマです。
若い時の香子の頑固さには時々呆れてしまう時もありましたが、終わり近くの香子は良くなってます。内野聖陽さんの森山役も良かったです。今の内野さんは少々癖の強い役が多いですが、たまにはこんな柔らかい男性もやって欲しい。この作品の米原師匠役の桂さん、本当に良い味出しています。この作品後少し経って故人となられたそうですが、とても残念です。