カネはアンティーク・コインにぶちこめ!
なんでも探偵団の中島誠之助さんが、以前5-6万円で誰も見向きしなかった頃にある物を買い集め、今や大変な人気といっていました。投資には短期中期長期とありますが、長期向きで気が付いたら・・・ということですね!この手の投資指南は日本では初めてではないでしょうか?この本自体が非常に貴重です。欧米ではコインを大学で学べるそうです。いつか機会があれば学びたいですね!
幕末 維新の暗号(上) 群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか (祥伝社文庫)
ダビンチコード以来、夢中になった本でした。
非常に良く調べられている。
残念ながら、私にはそれを検証するエネルギーはないので、
著者のストーリーが納得できるか、否かで推測するしかない…。
それにしても非常に、納得のいく内容ばかりだ。
フリーメイソン、明治天皇の素顔、西郷隆盛の先祖などなど。
百歩譲って、仮に『明治天皇は北朝』だったとしても、
この本で語られる史実は、”見えない歴史背景”が浮き彫りになり、
歴史への興味をかき立ててくれる。
本書の内容は日本において、タブーである。
反論を論じる著書や議論が少なすぎる様に思う。
”大きな力”により、圧力がかかっているのではなかろうか?
これだけの内容にも関わらず、
ちょっとマイナーな出版社(失礼!)というのもしっくりくる。
メジャーな出版社からの出版が許されなかったのでは…
と考えるのは深読みであろうか。
西郷の貌
この人のファンである。特にこの望月シリーズはすべて購入している。
何と言うか、この人は「料理の鉄人」的作家だなあと思っている。与えられた突拍子もない食材を、いかに自分の個性を取り入れながら調理するか。フルベッキ写真や、邪馬台国九州論、ユダヤ十二氏族、もはやトンデモ説に近いものを、面白く処理して歴史小説に昇華する。今回は、まさか西郷さんの写真とは!!
まあ、小説なので、史実を細かくひもとけば、ひっくり返される事は出てくるのだが、そこは「冗談と本気」の区別をつければいい。「歴史THE NO.2」にも出演しているが、彼の姿勢がよくわかる。小説を歴史と思うのは、浅はかだ。
この作家に料理して欲しいネタはたくさんあるが、個人的なリクエストは「聖徳太子非実在論」、「乙巳の変」、「壬申の乱の前後の倭国と日本国」、「九州王朝論」などの古代史。