ORANGE RANGE (初回限定盤)(DVD付)
このバンドの余裕綽々感は一体なんだろう?いわゆる「歌もの」はシングル曲がほとんど。その他は実験的なサウンドが詰まっている。
彼らは「花」を頂点に「歌もの」ではもはや掘り下げるものは何もないと十分気付いているのだろう。気付かず堀り続けて「何もありませんでした」なんて言うほどみっともない事はない。
そうなると、次は常套句に頼らない「彼らだけの音楽」を追及するのは当たり前ではないか?そして、それは当然、前例のないものなだから「聞いたことない」し「心地よくない」し「へんてこ」な感じを与えるだろう。勘違いしちゃいけないよ。彼らはアーティストなんだ。凡人のあんたたちの尺度なんてよっぽど超越してるんだ。
それよりも、オレンジレンジの偉いところは、どんなに実験的なサウンドでも、ポップさをまったく失わないところだ。これこそ、彼らが他のバンドを大きく引き離す要素だ。だから、難解手前で心に訴えて来る。
「生まれたての音楽の産声」に耳を傾けられるのならば、オレンジレンジの並々ならぬ決意が伝わって来るはずだ。そして「アルバムを持っている方」は、もう一度タイトルを見直してみてください。初めから、かれらの決意はそこに書いてあったのだ。
LIVE ИATURAL ~from LIVE TOUR 005“ИATURAL”at YOKOHAMA ARENA 2005.12.13~ [DVD]
musiQライヴのときとは違って一気にアーティストらしくなった
ИATURALツアーのDVDです。
コラボ曲やオフショット、メンバーインタビューも入っていて
見ごたえはばっちりだと思います。
ORANGE RANGE world world world TOUR VS ナゴヤELL [DVD]
2種類のライブが楽しめて最高です。私はホールツアーに参戦しましたが、入り込みやすさでは、ライブハウスのほうが、いいです。ホールはちょちゅっと、マニアックすぎるかな。
ORANGE RANGE LIVE TOUR 006“FANTAZICAL” [DVD]
前作「LIVE ИATURAL」と比べると、LIVEの序盤、中盤、エンディングと少しですがMCも入っており、よかったです。曲目も「papa」以外は全部収録されています。「papa」を見たかったのですが(コントがあったみたいなので)、それは会場に足を運んだ人たちの特権なのでしょう。
一つだけ不満をあげるとすれば、特典映像扱いになっているドキュメント映像が、前作や前々作と同じようにLIVEの途中に入れて欲しかったと思います。20曲以上をぶっ続けは少々つかれるので。
とにかく、LIVE気分は十分に味わえる作品になっているので、ファンの人にはぜひ見て欲しいと思います。