ゴールデン☆ベスト
「また逢う日まで」から始まり、「また逢う日まで」で終わるこのアルバムは、タイトルどおりのゴールデン☆ベスト!!!全曲魅了されました。魅了という言葉は目だけで感じるものではないのですね。特に、一日に一回は口ずさんでしまうこの曲は永久に私の心に生き続けることでしょう。大切にします。それにしてもワイルドジャケットですね。
伊集院光選曲 おバ歌謡
いわゆる 微妙な歌を集めたCDです。ラジオで聞いたときの衝撃の方が
強かったのですが、ドライブ中などに聞くと脳がとろけ出すのではないかと
思われます。
初聴のインパクトは、「ホテルカリフォルニア」や「剣の舞」などにあるの
ですが、何度も聞き返すと、「ドンズバ」と「また一人」の勝ちという
気がしてきます。
で、なかにし礼氏が作詞を手がけているのを見るに付け、
いろんな意味で「すごいなあ」と思ってしまいました。
世界は俺が回してる
50年代のテレビ黎明期から、60年代、70年代の高度成長時代のエンターテイメント界を、疾風の如く駆け抜けたtbsの名物プロデューサー渡辺正文氏。物語は作詞家、音楽プロデューサーとして同時代を生きたなかにし礼氏による渡辺へのオマージュとして展開される。
主人公渡辺をメタファーとして、創造と享楽の表裏一体性を鋭く抉りつつも、根底にはデカダンスとそれに内在するダンディズムに対する作者の強烈な憧れ、畏怖、絶望が読み取れる。
女性による救済を創造の泉とし、自らの王国を作り上げる様はまさにバイロイトに君臨したワーグナーそのものだ。
ワーグナーに心酔し、最後には決別したニーチェの言葉を思い出させる。
「彼は人間ではない、病だ。」
長崎ぶらぶら節
史実に基づいた小説ということで、伝記に近いです。
伝記独特の美化の香りがそこはかとなく・・・
ちょっと奇麗事過ぎるんじゃないですか?って気がしてなりません。
男目線だなって感じもします。
しかし、愛八が「不細工」というのが、大事なポイントなのに、
映画は「吉永小百合」ですかあ?
うーん・・・すごく無理がありそうですね。
長崎ぶらぶら節 [DVD]
最近、着物に興味を持ち「着物がたくさん出てくる映画がみたい」と
思って、この映画を見ました。
芸者さんの衣装から、日常の着物、四季折々の着物と着物鑑賞を存分に
楽しみました。
映画としての出来も、吉永小百合演じる愛八が、凛とした強さと優しさと
恋する女の可愛らしさを見事に表現していて、見終えた後に、
しみじみとした満足感を覚えました。
この映画を撮影した時、吉永小百合さんは、56歳。
なのに、恋した人を思う時の可愛らしさといったら、同性から見てもため息が
出る位です。