まんが道 Vol.2 青春編 [DVD]
幸田姉妹の妹(真弓)役に若かりし頃の森高千里の清楚な姿が見られます。
ONエア当時はお姉さん役(節子)の高木美保しか印象になかったのですが、再放送、CS放送などで意識して鑑賞してます。
もちろん、エアチェック済みでしたが、今回DVD化ということなのでコレクションしました。
主人公=才野茂(長江健次)の初恋の相手って設定で、初々しい森高千里さんが見れるだけでサイコーです。
J-COVER 80’s ダンス&バラード
1980年代に日本でヒットした洋楽を、日本語でカバーしたナンバーを集めたコンピレーション盤とのことですが、ここまで企画力と選曲力が優れているものはなかなかないのではないかと思います。
オリジナルとはまた別なフィーリングでキメたカバーもあれば、聞いていて思わずコケてしまうカバーもあって、オリジナルを知っていれば感心したり抱腹絶倒したりすること間違いなし!だと思います。中には「えっ!あの人がこんな洋楽カバーを?!」というものも収められていて、子役から俳優になった坂上忍が歌手だったことに驚きましたが、彼がクイーンのフレディ・マーキュリーの名曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」をカバーしていたのにはもっと驚き、その歌を聞いてもっともっと驚きました。個人的にはこの1曲だけでも価値がありました!
J-POPに興味がなくても80年代の洋楽やディスコが好きな人であれば、色んな意味できっと満足できるのではないかな〜と思います。それにしても、80年代のニッポンは凄いですね〜!
ゴールデン☆ベスト 竹本孝之
ミュージシャン、というより役者のイメージが強くなってしまった彼だが
現役中にリリースされた楽曲たちは同年代で活躍していたトシちゃんやマッチに
引けをとらない名作揃いだ。
そんなタケの新たなるベスト盤が新春にリリースされる事が決まった!
収録曲(予定)は以下の通り。
1.てれて Zin Zin
2.シャイな瞳
3.連想ゲーム
4.HOT
5.とっておきの君
6.だから、青春
7.約束はいらない
8.傷だらけ ONE WAY
9.俺たちのストリート
10.星屑のラブソング
11.週末ララバイ
12.涙のラスト・クルーズ
13.少年時代
14.燃えてヒーロー
15.ロンゲスト・ドリーム
16.ビートルズの優しい夜
17.SAHARAの風
18.RIDING HI -孤独を感じて-
19.POWER (シングルバージョン)
20.HOLD YOUR LAST CHANCE
前作のベストで収録されていたドラマ「陽あたり良好!」のエンディングに起用された
「二度とない時に」とにしきのあきらさんの名曲のカバー「空に太陽がある限り」が
収録されなかった事は大変残念なので、ひとつマイナスさせてもらったが
「キャプテン翼」のテーマソングや「HOLD YOUR LAST CHANCE」等が収録されたのには興味深いものがある。
どちらのベストを選ぶかで好みが分かれそうだ。
「燃えてヒーロー」などは、ヒロくんバージョンのほうが聴きなれているかもしれないが
タケ・バージョンもなかなかどうして捨てたものじゃない。
アイドルファンはもちろん、たくさんの人たちにタケの熱い魂を感じてもらえるであろう
貴重な一枚となるはずである。
筒井漫画涜本ふたたび
原作はいがらしみきをさんの「北極王」を除けば20年以上(中には40年以上の作品も)の物ばかりですが、あまり古びていません。
前作および徳間書店の小松左京さん「日本(ふるさと)沈没」漫画アンソロジーにも参加したとり・みきさんが「わが良き狼」のメタフィクショナルな面と郷愁を絶妙に漫画化しています。
他の漫画家陣はあまりにも適役過ぎて逆に心配だったゲイアーチストの巨匠田亀源五郎さんによるゲイの極道漫画「恋とはなんでしょう」が原作の持つグロテスクな滑稽さを薄め抒情的な仕上がりで意外性充分だったのを始め、ストーリーとキャラが伊藤伸平さんの作風にもろハマりの「五郎八航空」、畑中純さんの画風にぴったりの「遠い座敷」、可愛い絵が逆に不気味さを醸し出し、鉄道つながりの楽屋落ちも楽しい菊池直恵さんの「熊の木本線」、一番色っぽい萩原玲二さんの「弁天さま」、赤塚不二夫風のタッチで破壊的なナンセンスさが嬉しい驚きのアニメーション監督・大地丙太郎さんの「発明後のパターン」、怪奇幻想分野の巨匠高橋葉介さん「ラッパを吹く弟」、児童漫画界からはMoo.念平さん「うちゅうをどんどんどこまでも」、少女コミック界の奇才明智抄さん「幸福ですか?」、才人鈴木みそさん「あるいは酒でいっぱいの海」、元立川流の雷門獅篭さん「落語・伝票あらそい」、小説家としても著名な竹本健治さん「スペードの女王」、折原みとさん「サチコちゃん」、ショートコミックス&4コマ漫画界からはみずしな孝之さん「フェミニズム殺人事件」、そして耽美絵師の山本タカトさんが表紙絵を描いています。
今回も前作に劣らずバラエティに富み原作にリスペクトを持ったベテラン作家が多く、安心して読める大人向けの短編集です。
こうして読むと筒井作品は既に古典で有り、贅沢を言えば次回はもっと型破りな作品も読みたいとも思いました。