コーエーテクモ the Best 金色のコルダ3
値段も考慮した評価です。
定価ならシステム面で☆マイナス1つで、☆4。
*あらすじ*
かつてはヴァイオリンの天才児とされていた主人公も、今は冴えない女子高生。
自分を変えたい。ヴァイオリンが上手くなりたい。
主人公は決意を抱え、幼馴染の青年と共に、音楽科のある星奏学院に転入します。
オーケストラ部の仲間や他校のライバル達と時にぶつかり、時に協力しながら全国優勝を目指します、ひと夏の物語。
・まず最初に、テキスト部分からとても丁寧に作りこまれた印象を受けました。
その時誰と仲が良いかで、大筋は同じでも登場する人物などが少しずつ変わります。
一度選択したことのある選択肢は色が変わるのですが、たとえ同じ選択肢を選んだとしても、仲良くしている人物が違えば選択肢を選んだ先の台詞や内容が違ってびっくり!
特に個別のイベント扱いではなくとも、主人公が風邪をひいた時など、誰と仲良くしているかで日常の些細なやりとりが変化します。
同時に複数のキャラクターを攻略する事は可能ですが、先に書いたような細々したやりとりを全部見たいなら、一途プレイしかない!
いろんなパターン見たさに何度もプレイしてしまいました。
・今作では主人公と攻略キャラクターを一新。
人数が大幅に増え、他校生も入れた事によりキャラクターのタイプが多種多様になりました。
テーマが音楽という事で、線の細い男性が多くて苦手…という方も、今回は大丈夫!
女の子顔負けに可愛い男の子なんかもいます(笑)
・主人公の顔が出ない+喋らないので、プレイヤー=主人公派にお薦め。
個人的には「落ちぶれた元天才児(主人公)」がもう一度はいあがろうとする設定に萌えました。
・キャラクターの情報画面で、次のイベントを起こす為の条件を確認できて凄く親切。
一度聞いたキャラクターの情報(誕生日や好きな食べ物など)を周回プレイに持ち越せるのも嬉しい。
やりこみがいがあります。
シリーズ作だけあってシステム周りは概ね快適。
しかしまだまだ足りない機能もあります。
・クイックセーブ、クイックロードに確認と読み込みがあり、全然クイックじゃない。(早くない)
・オートがない。特に音声つきでキャラクター達がわいわい話しているシーンなどは、オートにして臨場感を味わいたいので残念。
・バックログからのシーン再生がない。音声再生はあり。
いまどきフルボイスじゃないのは淋しいところですが、毎日の練習や朝の挨拶などで一言声が聞けるので、それほど苦になりませんでした。
キャラクターによってイベント数の違いなどありますが、先に書いたように好感度次第ではところどころ登場してくれるので、こちらもあまり気になりませんでした。
コンクールにはリズムゲーもどきみたいなのが入ります。
タイミング良く○とか□ボタンなどを押します。
苦手な方は、楽曲に特定の表現をつける事で難易度を下げられます。(ボタン押す回数が減る)
リズムゲー大嫌いな私でも何とかなりました(笑)
多少間違えても勝てるので、気楽に挑戦してみてください。
この値段なら買って損なし!
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金色のコルダ~secondo passo~(完全生産限定版) [DVD]
メインのお話は転校生の加地君と音楽、日野さんのヴァイオリンに対する想い
あたりです。吉羅理事と衛藤君についてはサラっと上手に登場しています。
メインキャラクター達と加地君をうまくまとめた話ですが、時間の都合上?なのか
コンサートに向けての練習風景は少ないし、コンサート場面もアッという間で
ちょっと物足りなかったです。
(会場にサブキャラの皆さん登場というのはGoodでしたが・・)
HPによると「未放送シーン満載♪」とあるので、期待しています。
挿入歌もED曲もexcellentでコルダファンの期待を裏切らないものだと思います。
いつまでも続いてほしい作品ですね。
追記です。(07/21)
あった、あった、ありましたわ、未放送シーンが。
TVではなかった”日野さんと各キャラクター”の場面が出てくる出てくる☆
エンディングだって、放送と違う日野さんの場面で驚きました。
やっぱり主役は日野さんなのですね。☆5つにしたほうが良いかな。
特典ディスクの「生アフレコ・コーナー」は、ファン○のCMのようなオチが
面白かったです。GJ
2年生トリオの「ムービー・コメンタリー」は”カンペ”まで見せてくれる笑い
いっぱいのものでした。
残念なのは校章ビンズです。こんなにのっぺりした物だとは、トホホです。
もう少し彫りのはっきりした物を作って欲しかったです。オマケと割り切りましょう。
ヴォーカル集 金色のコルダ2~Felice2~
このシリーズのヴォーカル集は全て購入しているのですが、今回はデュエットが多めで聴きごたえがありました。
特に「CORONA〜光冠〜」は月森と加地(谷山さん・宮野さん)のデュエなんですがこれが素晴らしい!!
こういうしっとりとした曲が個人的に好きなので。
デュエが多い分、今回はキャラ全員で歌ってくれてる曲が一曲も無かったのが少し残念。
金色のコルダ プレミアムボックス
パソコンでプレイするにはかなり不便。別途ゲームパッドを用意しておいたほうが良い。
恋愛ゲームとしては目当てキャラのデートやイベントの回数が数回に限られていていて
クリア条件もわかりづらいため、魅力を感じない。
本格クラシックが好きな人が期待するのは酷だが、ヴァイオリニスト気分を味わってみたい程度
の人であればミニ音楽ゲームとして楽しめる。
ただし、広いMAPをかけまわっての妖精探し、自分が弾ける曲がいつも同じ、など繰り返し何度も
プレイすると面倒な作業のループがつらくなってすぐに飽きてしまう。
声優人気やキャラ同人人気目当てで中途半端な恋愛ゲームとして作るよりも、
曲数にバリエーションを増やしたり、別の楽器もできるようにしたりとゲームシステム部分を
充実させてくれれば、キャラゲーでない部分で楽しめるゲームソフトだと思う。
プレミアムボックスの特典は期待しないほうが良い。
金色のコルダ 17 (花とゆめCOMICS)
ゲーム→コミックスだったので、ゲームのオプション程度に読んできましたが……ようやく完結しましたね。
正直こんなに長引くとは思ってませんでしたが……その割にラストは駆け足というか。
一番の見せ場であるはずの部分がめちゃくちゃアッサリしてて少し拍子抜けしました。
結末は予想通りの展開ではありましたが、もうちょっと恋愛面掘り下げや余韻を味わいたかったです。
ラストは少し物足りなかったですが、ゲームと違って意思を持って動く香穂子の姿が好感を持てたし、加えて呉先生の絵の美しさや描かれる服も可愛くて色々な面で沢山楽しませて頂きました。
終わってしまうのが名残惜しい程、新巻が出るのが楽しみな漫画の一つでした。