何のために働くのか
北尾氏の言うところの、何のために働くのか?という命題は、
ともすれば食べるために働くことの多い状況においても、
心の片隅に留めておくべきメッセージを伝えている。
公のために私心を超えたところで働く。傍を楽にする。
この心構えを常に持ち続けることは、多くの人にとって非常に難しいことと思うが、
一度でも意識をするのとしないのとではその差は大きいと思う。
すぐに読める分量だが、自分の仕事観、死生観、人生観を見直す初めての切っ掛けとなった。
ロスト・コマンド 名誉と栄光のためでなく [DVD]
この映画は高校生の時見た懐かしい。ちょうどベトナム戦争が激化してようやく反戦運動が始まったばかり。アラン・ドロンは際立った美形とは裏腹に複雑な家庭に育ち10代で外人部隊に志願してベトナムで戦っている。結果この映画に描かれているディンビェンフー大敗北でフランスは旧植民地ベトナムから全面撤退する。そのあと来たのがアメリカである。フランスは植民地・アルジェリアでも独立戦争に直面したが激戦ののち敗北する。映画「アルジェの戦い」ではフランス軍が残虐な拷問を行ったことが暴露されている。この映画はふたつの戦争を舞台にしている。DVDで見直すとジョージ・シーガルが出ている。彼はユダヤ系だがここではアルジェリア人を演じている。ミシェル・モルガンも出て殺伐な映画に色を添えている。戦争に拷問はつきものだ。いくらジュネーブ条約で禁止されていても建前だけでアメリカがイラクで行った拷問は記憶に新しい。私が革マル派に所属していたときはもし中核派に捕まり拷問を受けたら何でもしゃべってよい、と指示された。殺されるよりはましだからだ。私らは幹部でないからどうせ大したことは知らないから。社青同解放派にリンチされた東大の同志は殴られたが死んだふりをしたという。
ハグしちゃお
この歌(「ハグしちゃお」)をどう評価するかは、いわゆる「新ドラ」「わさびドラ」をどう評価するか、という立ち位置とかなり関連するものと思う。私は原作ドラえもんや「大山ドラ」と一緒に育ったものであるが、わさびドラも大いに肯定する。この歌も、オープニングのすばらしいアニメーションとあいまって、和気あいあいとした、ほのぼのとした、心温まる、元気な気分にさせてくれる、とても良いものだと思う。……でもよく考えたら歌詞がドラえもんと全然関係無いよね、という点において、星一つ分、減点しました。
『ビジネスに活かす「論語」』
若くしてリーダーと成り得る、若手官僚の皆様や企業のビジネスマンの皆様、議員の先生方、司法修習生、起業した経営者の方や、将来身内から会社を引き継ぐ予定の方等に是非お読みいただきたいです。
座右の書になるのは必定です。