1ミリシーベルトの呪縛 (エネルギーフォーラム新書)
原発事故から1年余り、この間の「放射能は怖い」騒動にうんざりし、腑に落ちないものを感じていましたが、同じ思いの方がおられたのだと、意を強くしました。
内容は、とにかく冷静に、具体的にどれだけの放射線を受け、それがどれだけ害があるのかを数字で、また他の要素との比較で考えようとするもの。
その場合の最大の手がかりは、国立がん研究センターの発表した、いろいろな発がん要因のがんになるリスクの比較です。
著者の表現では、それは「10ミリシーベルトの放射線を浴びたとして、それによる発ガンのリスクは、お酒を(毎日)2合飲むことによる発ガンのリスクの100分の1である」となります。
放射線の恐怖をいたずらに煽るのでもなく、またホルミシス理論に走るのでもなく、ICRPのLNT仮説を受け入れた上で、それでも日常生活の実際に受ける線量は、他の発ガン要素と比較して極めてリスクが小さいことを、くどいくらい説明しています。
著者の見解が広まり、放射能パニックが一刻も早く収まることを願わずにはいられません。
(ついでに言えば、政治的意図から今も煽り本を出し続けている小出某には、いい加減にしろと言いたいです。)
ドラマCD「ドラゴンシャドウスペル」Vol.2~古城の狼の詩[後編]
自分のTV周りのオーディオ環境の影響もあるかもしれませんが、
ゲーム時と、このサントラに収録されている音源ではかなり違いがあるように思いました。
サントラ音源では全体的にクリアになっている分聴きやすいのですが、反面こんなパートあったっけ?という部分もかなり。
個人的に"幻魔"(4章最後の面etc)・""一気呵成"(パーティモード5人以上時)が気に入っており、
購入しました。
タイトルのとおり、大好きな曲がある方、全体的にDSSの曲が好きな方にはオススメできますが、
ゲームをやったことのない方にはお値段お高めの冒険かもしれません。
MFシリーズ/MFコンピレーション 熱血先生グラフィティ-学園ドラマ ミュージックファイル-
このアルバムのタイトルを見た時「あぁ、また学園ドラマ主題歌のオムニバスか・・・」と思いました。
でもよく見ると、ジャケットは「ゆうひが丘の総理大臣」!
「そうかぁ・・・やっぱり総理は学園ドラマの代表作なんだなぁ・・・でも、総理って所謂、熱血先生っていう感じでもないような・・・なんかもっといい加減で、自然体で、バカっぽくて・・・そのあたりがそれまでの青春ドラマの先生と違って好きだったんだけど・・・」
そんなことを思いながら曲目リストを見て、私は驚きました!
収録されている曲の半数近くが「総理」関連の曲なんです!
主題歌は勿論、挿入歌も井上純一の曲を除く全ての曲が収録されています。
そして何よりも最大の驚きは、今回初CD化となったインストの3曲でした。
3曲の内、2曲は「青春ド真中」のために書かれた曲ですが、「総理」にも使われているファンなら馴染み深い曲です。
私はこの3曲を聴くためにこのCDを買いました(笑)
ちなみにこれらのインスト曲はバップの「ミュージックファイルシリーズ」で既にCD化されていますが、今回収録されているのはドラマの放送当時に発売されたステレオ録音版です。
ここからは、私の推測ですが、このCDは本当はこんな中途半端なオムニバスではなく「青春ド真ん中」と「ゆうひが丘の総理大臣」に絞って、放送当時に発売された曲をすべて網羅したアルバムにするのが理想だったのではないでしょうか?
いつの日か「青春ド真中」のサントラ盤と「マン・テ・ラレコードゆうひが丘の総理大臣」がCD化されることを願っております。