新潮 ランキング!

新潮 新潮 2012年 09月号 [雑誌]

私には、よしもとばななさんの数ページの、短編一篇のためだけでも、購入する価値がありました。 新潮 2012年 09月号 [雑誌] 関連情報

新潮 新潮落語倶楽部その6 五街道雲助

雲助師匠のCDとしては、比較的ポピュラーな演目が並んでおり、初めて雲助師匠を聴いてみたい、という方に最適です。

私は落語を聴き始めて五年ほどですが、雲助師匠はちょっと敷居が高くて聴き始めたのは半年ほど前からです。
聴いてみると素晴らしい名人芸に感激したのですが、何故なかなか聴けなかったかというと、これまで市販されていたCDの演目はいずれも大ネタばかりで、なかなかきっかけがなかったというのが正直なところ。
雲助師匠のお弟子さんの、桃月庵白酒師匠が大好きだったので、思い切って聴いてみて良かったです。

そう思うと、このCDは、雲助師匠の名人芸に触れてみたいという方に最適ですし、もう少し早く出てくれていたら、と思う次第です。 新潮落語倶楽部その6 五街道雲助 関連情報

新潮 新潮 2013年 05月号 [雑誌]



創刊1300号!
明治からの文芸誌!
不易!

ただワタシは桐野ファンなので、彼女の作品の為だけに購入しました。

今電子書籍が騒がれているので、内容云々の前に表紙のデザインは店頭で目を引いたけど、デザイン的にはかなり微妙・・・

文芸誌の批評と関係ないかもしれないけど、電子書籍の今、この形あるもの、重さ、デザインをやはり重視もするワタシ・・・

桐野さんの作品しか読んでいませんが、限られた文字数の中に凝縮され、逆に想像、一行の内容の重視、重みを、小説の凝縮感じ、頭の体操にもなりました。

やはり文芸誌109年・・・・

すごい事です。 新潮 2013年 05月号 [雑誌] 関連情報

新潮 月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)

“円紫さんと私シリーズ”に魅せられ、当時の北村作品を読み尽くし、そして少々食傷気味にあった私がこの本を手に取るきっかけになったのは一つのテレビ番組でした。母校の生徒を相手に的確に授業のテーマを引き出していく様は、さすが元教師だと尊敬しました。覆面作家と言われた氏が性別も定かではない中、その作風や登場人物の内面描写から「きっと女性だろう」と言われていたことは有名ですが、逆に ‘女の子たる’に固執し過ぎているようにも思え、あまりにもいい子ちゃん過ぎる主人公やちょっと違和感を感じる台詞回しが反って不自然な気がしたのが北村作品から遠ざかっていた理由です。 久しぶりに手にした本作はそんな懸念を吹き飛ばすものでした。さきちゃんもお母さんもとても自然で、これまた最近氾濫している「日常の謎」と言うよりは「駄洒落ことば遊び」を楽しむような感覚でしょうか。さきちゃんは「家庭の事情を抱える子」ですが、それを優しく包むお母さんの存在がとてもよかったです。また梨木香歩さんの解説を読み、作者のプロフィールの羅列、自分との交友関係、作品の個人的な感想をつらつらと書き連ねる「解説(のようなもの)」が多い中、久しぶりに本当の「解説」を読んだと思いました。 月の砂漠をさばさばと (新潮文庫) 関連情報

新潮 ネトゲ廃人 (新潮文庫)

 前半は元ネトゲ廃人達を取材(まだネトゲにハマっている人も取材していました)して、後半はネトゲ先進国の韓国の状況とその対応策についてです。
少しゲームに関心理解のある方でしたら人一倍楽しんで読める1冊でしょうね。
 前半の元ネトゲ廃人の取材ですが非常に共感できました。が、実際にネトゲ廃人だったからこそ非常に共感できますが、表現の仕方に少し深刻さが欠けていると思いました。あっさり書いてますが、実際はもっとグロテスクです。
その為に一般人の方にはちょっと現実味が湧かないかもしれませんね。
 後半に書かれていた韓国の現状で、最後の方に書かれてあった中毒者の治療法ですが、これは凄く関心が湧きました。
結局は個人の意識の問題ですが、周りの環境をどう整えるかが非常に重要です。
実際私も周りの環境が変わった為、廃人から脱却できたのだと思います。
これから韓国がどうやってこの問題を対処していくのが、気になりますね。

最後に元廃人の自分が一言、ネトゲはやらないのが一番!! ネトゲ廃人 (新潮文庫) 関連情報




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