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YAMATO 2520 Vol.1~明日への希望 [VHS]
懐かしの ヤマトに別作品が有ると知り探しました 有って良かったです YAMATO 2520 Vol.1~明日への希望 [VHS] 関連情報
Who's Afraid of Virginia Woolf?
アメリカ演劇の古典的作品。映画化されたものの評価も高い。ある大学の教員夫婦の家に、新任の若い教員の夫婦が招かれる。すでにパーティの後で酒も入っており時間も遅いのだが、ここから夜明けに至るまで徹夜でさらに飲みながら、ほとんど罵り合いのような会話が展開し、徐々にそれぞれの夫婦のおぞましい人生が露わにされてゆく。とにかく強烈である。修羅場という言葉が一番ふさわしいだろうか。登場人物は二組の夫婦、4人しかいなしし、場所は一つの部屋に限定されている。アクションもほとんどないと言ってもいい。つまりほとんどすべて言葉だけに頼って展開する。なのにこの泥沼はどうだ。ひとえにそれが言葉の持つ力というものだろう。何やら日本では考えにくいような、西洋における言葉の力の伝統、言葉に対する意識の濃さを感じる。生々しい罵り合い、醜悪なシーンの連続だから、ある意味見たくもないし、読んでいても息苦しいのだが、鷲づかみにされて離れられない。嫌でも目を離せない。読んでこれなら、舞台で見たらどうだろうと見たくなる。舞台はなかなか見られないだろうが、その点映画があるのは(細部はやや違うとはいえ)ありがたい。そもそも演じるために書かれた戯曲だから、どう演じるだろうか、という興味があるのだ。迫力があるのは、ひとつには部屋一つで展開するという設定のせいだろう。室内劇というだけでなく、犯罪ものでもないのに密室劇ともいえる緊迫感がある。限定された密室でのドラマに付き合わされるといえば、映画の『十二人の怒れる男』が思い浮かぶ。ここでも、観客も狭い閉鎖された空間に取り込まれて出られない感じなのである。互いの夫婦の秘密、表向きの付き合いなら普通は知りえないような秘密が徐々に暴露される様は、まるでミステリーの謎時のようだが、一種スリリングであると同時に恐ろしい。そして物語は最後の大仕掛けな謎解きへと向かうのである。なるほどこれは名作であると納得。なお、誰もが気になるだろう題について一言。『ヴァージニア・ウルフなんか怖くない』というのはまたえらく洒落た題だ。その昔大ヒットした『赤頭巾ちゃん気をつけて』とか、『何となくクリスタル』のように、題だけで勝負できるインパクトがある。この題についていえば、「怖くない」ものとしてヴァージニア・ウルフが挙げられているわけで、これがまたウルフを知る読者には効いている。とりあえず表面の意味は、「狼なんて怖くない」という童謡のセリフがあって、それを(何しろ大学というアカデミックな舞台だから)イギリスのインテリ作家であるヴァージニア・ウルフと掛け合わせた洒落、替え歌なのだそうだ。だが、とくに日本の読者や観客の場合、こんな歌は知らないから洒落とは気がつきにくいし、ヴァージニア・ウルフはホラー作家などではない、思い切り純文学の作家だからそのギャップにあれっと思う。しかし一方でウルフは、ひたすら心の内奥をたどろうとする作家であり、またいつも死に憑かれているようでもあって、そこに怖さがないわけではない。というわけでとにかく気になる題なのだ。実際この題が何を意味するのかはおいおいわかることになるし、それは巧みな工夫だと思うのだが、ウルフ文学についてある程度抑えておかないとややわかりにくいかもしれない。 Who's Afraid of Virginia Woolf? 関連情報
The Secret Garden (Penguin Readers: Level 2)
文は平易で非常に読みやすくストーリーも魅力的です。TOEIC400点程度の実力でも素直に少年少女に戻って楽しめるでしょう。ただし、Maryの心情があまりに急変するくだりは多少疑問ですが、そんなことは気にならない魅力があります。最後まであっという間に読み終えられるでしょう。GR全般にいえることですが、頁数に対して価格がちょっと高いです。でもこの本は買いです。読後は是非最愛のひと(彼氏、彼女、旦那、奥さん、息子、娘etc...)におすすめしてください。 The Secret Garden (Penguin Readers: Level 2) 関連情報
シンフォレストDVD 花火サラウンド 映像遺産・ジャパントリビュート
パッケージの長岡三尺玉が美しいDVD。このDVDの最大の欠点は視聴してすぐに明らかになります。それはすべての音楽付きのスターマインで、音楽が編集上カットされたり他の曲に代替されていることです。長岡まつり大花火大会のフェニックスが収録されているのは今のところこのDVDだけですが、編集でつけられた音楽が打上に同期してないので若干違和感があります。大曲、土浦などの競技大会のスターマインでも打上音のみになってしまっており、音楽に合わせて作られたスターマインの魅力を大幅に減殺してしまっています。もっとも、収録されたプログラムは全国の花火大会の美味しいところばかりを集められており、なかなか素晴らしいです。画もむやみに花火をアップにしたりせず、全体を固定にして映すように作られています。あくまで花火そのものを見せようというスタンスのようです。音楽の件は権利上仕方ないことでもあり、一応パッケージにも記載がされているので、まじめな作りとして評価できます。 シンフォレストDVD 花火サラウンド 映像遺産・ジャパントリビュート 関連情報