Tchaikovsky Violin Concerto Janine Jansen Christoph Poppen Deutsche radio philharmonie チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ...
ジャニーヌ・ヤンセン ランキング!
この世で一番多くトランスクリプションされている作曲家は、バッハ・・・と断言してもいいでしょうね? 極めて個性的で完成度が高いにもかかわらず、様々な編曲者の編曲を受け容れて新しい魅力をあらわにするバッハの曲はなんて不思議なのだろう、とかねがね思っていましたが、また新たな魅力をもったトランスクリプションが出てきました。インヴェンションは、他のバッハのキーボードの曲に比べれば、それほど好きではなかったのですが、このトランスクリプションを聴いてこんなにいい曲だったのかと驚いています。バイオリンとビオラとチェロの音が実に美しく絡み合って、何度聴いても飽きません。先日も平均律のオルガン版(奏者LOUIS THIRY)を聴いて、耳からうろこが落ちたとも言うべきポリフォニーの魅力に陶酔したばかりなのに、またか、と驚く他ありません。バッハは汲めども尽きぬ泉で、時空を超えて我々の心を潤してくれていると思います。それと、ジャンセンの音は清潔感に溢れた美しい音ですね。有名なパルティータなど、これまで聴いてきた演奏は、名演ではあってもみなどこか苦しげなところ、無理をしているなと感じさせるところがあり(難曲なので当然かもしれませんが)、聴いていて苦しくなってくるのが常だったのですが、ジャンセンの演奏は実に自然で、楽々と呼吸をしているような感じがしてとても心地よいですね。どんどんバッハの録音をして欲しいと思います。 バッハ:インヴェンションとパルティータ 関連情報
演奏はすごく気に入った。すばらしい。ヒトにも推薦しようかと思う。 Beau Soir 関連情報
通常この曲は弦楽オーケストラで演奏されますが、この演奏では1人1パートで構成されています。
構成は、ソロ,1stバイオリン,2ndバイオリン,ビオラ,チェロ,コントラバス,テオルボ,オルガン&ハープシコードの8人編成です。
1人1パートの構成で録音されたこの演奏は、音量変化などダイナミクスに対して柔軟であり、即興性があります。そしてアンサンブルにとても透明感があり、非常に美しい演奏になっています。
四季以外の曲が入っていないのが惜しいですが、綺麗系の古楽解釈が好きな人なら一聴の価値ありだと思います。
ヴィヴァルディ:協奏曲集 関連情報
ピアノ協奏曲「宿命」やタンホイザ-やホルストの惑星「木星」や白い巨塔のオープニングテーマなど心憎いまでの選曲でお買い得感いっぱいです。ショパンの夜想曲第20番やドビュッシーの「月の光」なんかもクラシックファンでなくても楽しめるのでは。トリビアの泉の本日のおさらいの時に流れる曲なんかは渋い選曲です。 プレミア 関連情報
Janine Jansenの演奏はアムスとベルリンで4回聴きました。大柄で美しく女豹の雰囲気を漂わせる正にオランダ女性らしい=女性ヴァイオリニストらしくない欧州で人気のあるヴァイオリニストです。
本CDは正に彼女の雰囲気がそのまま音楽になったような野生的で力強い演奏が特徴だと思います。ヴィヴァルディの四季のCDには様々な名盤があるのでしょうが、ストラディバリウスと彼女が導き出す野生的な力強さの演奏に一聴の価値はあると思います。
ただ、私は昨年3月に東京オペラシティで聴いた千住真理子さんの演奏の方が、繊細さを併せ持ちながら人の深み足る精神的な強さを音楽としてより深く表現できていて耳に心に深く染み入りました。
Four Seasons 関連情報