フォーセイクン ランキング!

フォーセイクン アーツ・オブ・デソレーション

スウェーデン産デスラッシュバンドの2002年発表2ndアルバム。前作「マニフェスト・オブ・ヘイト」は地味な存在ながらもデス/スラッシュファンを満足させてくれる作品だったため、注目となった今回のセカンド・アルバム。前作以上にブラスト・ビートを多用した仕上がりになっていて叙情的なギター・ソロは未だ健在。突撃デスラッシュ&劇的メロディック路線をさらに推し進め、想像し得なかった境地に達している! アーツ・オブ・デソレーション 関連情報

フォーセイクン マニフェスト・オブ・ヘイト

全体に北欧らしいメロディーが溶け込んだ、完全デスラッシュアルバム。 ピート・サンドバルやジーン・ボグランに影響を受けたと言うバンドの首謀格ニッケ・グラボウスキーのドラミングが、ものすごい手数とタイトさ。 頻繁に出てくるブラストビートもかなりの速さで猛烈。 全体のサウンドの中でもドラムがかなり太くプレイがタイトなので、高速リフを更に強烈に増幅している。 ギターサウンドは、メロディーをしっかり弾き出すために激烈さが出るギリギリまで歪を抑えられている。 しかし、次々に繰り出されるリフ郡を的確に放出するにはちょうど良い塩梅か。 アルバム全体に隙間なくびっしりと詰め込まれたギターは、2人のギタリストの力量をクッキリと浮び上がらせている。 6曲目にSEのみが入っているが、それ以外はアルバム丸ごと全く攻撃の手が緩まない。 あとは曲ごとの印象を高めるためのスパイスが加味されれば、演奏力と相まってこのジャンルを更に上へと押し上げる存在になりえるだろう。怒涛のガトリングドラムが好きな人には非常に悦なはず。 マニフェスト・オブ・ヘイト 関連情報

フォーセイクン トレイセズ・オブ・ザ・パスト

スウェーデンのデスラッシュバンド、フォーセイクンの3rd。2004作THE HAUNTED、The CROWNらの登場以降、北欧はデスラッシュバンドの宝庫となった感があるがこのバンドも非常に質の高いサウンドを聴かせてくれる。ときにブラストをまじえた激烈な楽曲と限りなくデス声に近い吐き捨てヴォーカル、そして、いかにもスウェディッシュらしいツインギターのリフの絡みでモダンなタイトさと古き良きデス/スラッシュの質感を融合させている。このバンドの場合、単に疾走に頼るだけでなくミドルテンポで重厚に聴かせたり、ギターのフレーズにメロデス風味の叙情を挿入したりとなかなか懐も深く、ドラムをはじめとした演奏力の高さも光っている。METALLICAの“Blackend”のカヴァーも格好いい。 トレイセズ・オブ・ザ・パスト 関連情報




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