ニコニコ動画から転載しました(。´∀`) 【http://www.nicovideo.jp/watch/sm20765934】 やばいコレ好きかもwww ギャラクティック犬小屋 ...
裏切りのサーカス ランキング!
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV)
ル・カレの作品には不思議な魅力を湛えた人物がよく登場しますね。作者自身イギリス情報部で働いていたことがあったそうですが,これまで出会った沢山の個性的な人物が作品にも投影されているんだろうと思います。この作品冒頭から(主人公より前に)登場するジム・プリドーも素敵ですね。寄宿学校の臨時教員として斡旋されてきたのだが,前歴は詳細不明。学校当局はうさんくささを感じているが本人はあっというまに生徒の信望を集めて,そしていつのまにか自分の周辺を「監視し,見守る」,こどもによるネットワークを築いてしまう(その子供達もまた見事に描かれています)。彼はなにを怖れ,何から身を守ろうとしているのか?そのジム・プリドーの物語は,主人公のジョージ・スマイリーがイギリス情報部に潜んでいる二重スパイ探しの秘密の探索(彼はすでに退職しており,二重スパイは現役で要職にあるらしいのです)と平行して語られ,いつしか二つの物語はからまっていくのですね。3部作の竿頭を飾る作品で,ソ連の情報組織の長とされるカーラなる人物もスマイリーの口から詳しく語られます。スマイリーの,そしておそらくはカーラの,そしてもしかすると作者自身の冷戦に対する見方がさりげなく述べられていますが,それが今も全く色あせるものではないのが見事です。よい小説を読む楽しみを十分に味わわせてくれる本です。 ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV) 関連情報
Time Asia October 28, 2013 (単号)
現在ファンの俳優がTIMEの表紙を飾るなんて、そうそう経験できることではありません。
おまけにこの表紙はアジア・ヨーロッパ向けだとか(笑)
せっかくなので、記念に買いました。
Time Asia October 28, 2013 (単号) 関連情報
裏切りのサーカスのラストシーンで流れる「ラ・メール」が収録されていますCD二枚組のうち二枚目の最後から二番目のトラックですトラック名が「La mer」ではない盤もあるようですが紛れもなくあのラ・メールを高らかに歌い上げています En El Olympia 関連情報
政治的要素の強さや登場人物の多さ、時系列の交錯を反映して、シナリオが難解であり初見で完全に理解するのは難しい。それでも中盤以降は方向性に見当が付き、「もぐら」探しのスリリングな展開に引き込まれていく。複雑な思惑が渦巻く冷戦下の情報戦という状況を、豪華な俳優陣が巧みに演じており、見れば見るほど味わいが増していく類の作品だと感じる。 裏切りのサーカス スペシャル・プライス [Blu-ray] 関連情報