レバノンのベッカー高原に逃れたシリア人難民の現状をお伝えする360°動画です。日本語吹き替え版です。※公式サイトは ...
医師団 ランキング!
著者は、外科医歴20年のベテラン医師。
子供の頃からの「無鉄砲」さゆえか、突如「国境なき医師団」に入り、リベリアへと旅立つ。
貧弱な医療設備の中で、3ヵ月間に350件の手術をこなす。
一般外科のみならず、産婦人科・整形外科・脳外科までの患者が押し寄せてくる…。
患者・医師団のスタッフ・リベリアの生活など、著者が接した範囲が具体的に描かれていて引き込まれます。
ただ、「国境なき医師団」全体の中での著者の位置づけが分かりづらい事が気になりました。
国境なき医師が行く (岩波ジュニア新書) 関連情報
世界で一番いのちの短い国: シエラレオネの国境なき医師団 (小学館文庫)
若い医師が国境なき医師団のスタッフとして、
西アフリカにあるシエラレオネで悪戦苦闘する話です。
所々ユーモアが交えられていて、面白く読めます。
このシエラレオネでは、平均寿命はなんと約30歳。
子供の1/3が5歳までに死亡するという世界でも最悪の医療事情にある国です。
興味がある方は映画「ブラッド・ダイヤモンド」を観るといいと思います。
著者の山本さんの仕事のスタイルは、
一方的に資金援助したり、知識を教えるのではない。
それでは、上から目線だし、親切の押し売りだ。
現地の言葉を学んで、現地の風習や文化も学んで、
そのうえで改善すべき点を伝える。
そして、自分のもつ知識が現地に根付くよう、
現地の人を徹底的に教育する。
でも、それも言うは易く行うは難しだということがよく分かります。
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