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何の予備知識もなく輸入盤で買ったこのアルバム。LP3枚組でそこそこ高価だったんですが、名前を連ねているミュージシャンを見て即購入しました。アルバムA面にあたるDisc1の1~5はカセットに落とし良く聞きました。オープニングのドゥービーズはツインリードの掛け合いがすごい。スタジオ盤をはるかに凌駕する出来栄えです。ボニー・レイットの2曲も彼女のハスキーヴォイスの良さがよく出た出色の出来。ジョン・ホールの2曲は、やはりラストのパワーのメンバーのすごさでしょう。クレジットはThe Doobie Brothers with John Hall & James Taylor。アルバムB面は4曲、JT、当時の奥方カーリー・サイモンとグラハム・ナッシュによる「時代は変わる」から、ナッシュのソロ作品「大聖堂」、ジャクソン・ブラウンとグラハム・ナッシュによるカバー曲「クロウ・オン・ザ・クレイドル」。この曲はジャクソンのギターにデヴィッド・リンドレイのフィドルというシンプルな構成。この曲はオリジナルアルバムに収録されていないジャクソンの曲ではかなり有名な曲ですよね。さらにバンドを従えた「ビフォー・ザ・デリュージ」。このB面もよく聞きました。ニコレッタ・ラーソン、ライ・クーダー、ジェシ・コリン・ヤングが登場するC面、JT中心のD面はA,Bに比べるとちょっとテンション低いかな、、。D面の2曲目Disc-2のチャカ・カーンのステージは客席がザワザワで、この後がブルース・スプリングスティーンのステージで、早く引っ込めというヤジのようです。5曲目の「モッキンバード」はJTとカーリーのデュエットで良き時代を思い出させてくれます。E面Disc-2の6はポコのナンバーで、当時の中心メンバーポール・コットンの熱唱が聞けます。ラスティ・ヤングのスティール・ギター、ゲストのフィル・ケンジーのサックスも切れ切れで、充実の一曲。トム・ぺティを挟んで、いよいよブルースの登場。会場がマジソン・スクエア・ガーデンなので、地元の英雄登場です。熱狂ぶりは半端ではなく、ジャクソン・ブラウンとの「ステイ」の後、当時ステージでは必ず演奏されていた「デトロイト・メドレー」が演奏されます。通常10分以上演奏されるこのメドレーですが、権利の関係で4分の短縮版になって収録されています。ブルースはこれ以外にも当時未発表の「リバー」も演奏しており、映像版には収録されています。(この映像版のジャケットはブルースの演奏する姿なんですよね、、)ラストのF面はCSNが3曲。アコースティックセットから始まり、バンドで2曲。最後の「ティーチ・ユア・チルドレン」ではラストのコーラスは観客に歌わせて喝采を浴びました。アルバムのラストを飾るのは、ドゥービーズの「テイク・イット・トゥー・ザ・ストリート」。この面子でのコンサートですから何が来てもいいんですが、参加メンバー全員がステージに立ち、ライターでもあるマイケル・マクドナルドとJTがリードヴォーカルを務めます。今ではCD2枚、約2時間収録ですが、実際のコンサートは確か数日、数会場で実施されており、せっかくのCD化なので、未収録曲をもっと入れてくれたらよかったのにと思います。当時映像版はLDで購入しており、こちらもほぼすべてのコンサートを収録しているはずなので、ぜひBD3枚ぐらいで、復刻して欲しいものです。 No Nukes 関連情報