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製造業が日本を滅ぼす

「結論を言えば、脱工業化を実現し、生産性の高いサービス業を産業の中心に据えることが必要だ」。主に近年の日本の製造業の不振に焦点を当て、それが一時的なものではなく構造的な問題に起因するものであることを説明し、日本経済の現状と問題点及び今後の進むべき方向性について述べている本。雑誌やWEBでの連載が元になっている。日本は貿易収支の赤字を所得収支の黒字で補う国になった。近年の製造業の不振は新興国の台頭に対する体力勝負によるものであり、アップルのように付加価値やEMSを利用した円相場に左右されない産業を育てていかなければならない。円高は名目金利（実質金利+物価上昇率）がもたらす必然の結果だから、日本経済が破綻しない限りは簡単に円安にはならない。電力不足も製造業にとって工場の海外移転を有利にする要因になる。石油の価格は上がり続けてきたが日本は円高でそれをある程度吸収できていたのに、原発も止まった状態で円安になると燃料価格の上昇が無視できない影響を日本経済に与える。平均所得の下落は、製造業の雇用の減少をそれより平均賃金が少ない産業が補う形になっていることでもたらされているのであり、デフレが主因ではない。日本は世界有数の金持ちの国になっているのにお金の使い方が上手くなく、対外資産の運用利回りが低い。アメリカの関税はトラックなどを除いて十分低くそれ以外の国は経済規模が小さいためTPPは日本にとって効果が薄いことを説明しているところもある。ヨーロッパの通貨危機についてギリシャ、アイルランド、イタリアのそれぞれ個別事情に分けて解説し、日本の国債に見られる気になる兆候（利回り、CDSスプレッド、デュレーション）について説明しているところも参考になった。ただ、農業についての記載は2ページにも満たない。しかも、農業の開国を唱えているだけで、いくら製造業中心の本とはいえ質量共に中身が貧弱である。また、人材の開国は中国人中心にすべきであり日本がTPPに参加するとそれ以外の国の人の方が中国人より優遇されるから望ましくないという主張も、もう少し根拠の説明が必要ではないか。あと、このタイトルはちょっと疑問である。 製造業が日本を滅ぼす 関連情報

資金繰り完全マニュアル

多くの中小企業の資金繰りを改善してきたコンサルタントが書いた決定版。
分厚いが、読みやすく、一気に読める。

本書で主張していることは、

１／借金を恐がるな
２／無借金経営にこだわるな
３／銀行を恐がるな

――ということである。つまり、上手な借金の仕方、あるいは、支払時期の延ばし方などが
様々な角度から書かれている。

中小企業はどうしても資金繰りに苦しむ。「いつかは無借金に……」と思うものだ。
しかし著者はそれを「キャッシュフローを無視した無借金経営は、逆に資金繰りを悪化させる」
と言う。つまり、していい借金と、してはいけない借金がある、というのである。
そして、していい借金ならどんどんやればいいとさえ言い切る。
資金繰りさえ回っていれば、借金など怖くないと力説してくれる。

もちろん借金には利息が付く。本書ではそのことについても細かく触れている。
要は、資金繰りとはトータルで考えるべきで、
目先の無借金にこだわってはいけないというのである。

会社に一冊、ぜひ欲しい本である。 資金繰り完全マニュアル 関連情報

[リッパージョー]RIPPER JOE トートバッグ バイカラー メンズ

いや素晴らしいと思います。
この商品は合皮のトートバックですが傷はつきにくいと思います。
最初はナイロン臭いですがファブリーズなどを2、3回かけるだけでとれます。
容量も大きくかつシンプルな作りで僕は男ですが通学で使ってます！
この値段でこのクオリティの高さはすごいと思いました！
リピ間違いなしです！ [リッパージョー]RIPPER JOE トートバッグ バイカラー メンズ 関連情報

A列車で行こう9 公式ガイドブック (LOGiN BOOKS)

A列車シリーズで遊ぶのは初めてなのでとても役に立ちました。
特に線路の敷き方などキーの割り当てなどがわかり、大変助かりました。
ダイヤの設定など難しいので本書を見ながら設定できました。 A列車で行こう9 公式ガイドブック (LOGiN BOOKS) 関連情報