One struggle, one fight, animal liberation, F—K human rights! The latest lie being spread about me is that I'm a racist because I ...

リバティーン・ヒューミリエーション

フランスのプログレッシヴ・エクストリーム・メタルバンドの４枚目のアルバム。今回は前作「Visionaire」で聴かせたメロディックだが複雑怪奇な先の読めない展開は抑えられ、よりストレートなメロディック・デスメタルとなっている。ストレートとは言っても彼ららしいひねくれた展開や時に呟くように歌う怪しげなヴォーカル、フランス語の歌詞、卓越したアンサンブルによる演奏などは変わっておらずファンには嬉しい限り。さすがHOLY Records最強のバンド。 リバティーン・ヒューミリエーション 関連情報

インモータル・ミサントロプ

フランス出身のプログレッシヴ・エクストリーム・メタルバンド、ミサントロプの５枚目のアルバム。毎回作風を微妙に変化させるバンドだが、今回はキーボード・シンセの使い方がよりシンフォニック・メタル的になっており煌びやかで気品を感じさせるものになっている。加えてたまにジャーマン・メタル的な旋律も聴けて面白い。しかし一風変わったミサントロプ節は健在で、文学的な歌詞や変拍子を織り混ぜながら突進するテクニカルな演奏、そして日本人好みの美しいメロディー。もしこのバンドに興味があって「ミサントロプを聴いてみたいけどどのアルバムを買おうかな・・。」と思っている方には、まずこのアルバムを聴くことをオススメします。彼らの作品の中では良い意味でクセがなく聴きやすいと思います。 インモータル・ミサントロプ 関連情報

サディスティック・セックス・ダイモン

あからさまに「チルボド風メロデス然！」としたスタイルを提示した前作に続く、ミサントロプの7作目。サンプラーが活躍する1曲目からその雰囲気を継承したメロデスを展開するも、タイトルトラックの2曲目でイキナリ激しく方向転換。突然暗黒ブルータルな世界へと舞い戻る。単純で分かりやすいサビとブルータルなギターリフのミスマッチが耳から離れないユニークな曲。この2曲に代表されるように、このアルバムは「前作を引き継いだようなクラシカルなメロデス」と「初期にも通じるようなブルータルな曲」、その相反する要素が織り混ざっているアルバムとなっている。例えば1,3,7曲目は前作に入っててもオカシクない曲だし、2,6,9曲目は前作では決して聴けないブルータルな曲。そういう意味ではこのアルバムはこれまでのミサントロプの集大成とも言うべきアルバムに仕上がったのではなかろうか。まさしくデス・メタルの重鎮と呼ぶに相応しい出来に仕上がった！しかしながら相変わらず変態チックで過激な歌詞が特にグッド。この独特で変態的なヴォーカルスタイルは決して他では聴けません。 サディスティック・セックス・ダイモン 関連情報