幸福について−人生論 ランキング!

幸福について−人生論 人生論ノート (新潮文庫)

何故、一哲学者が戦中思想犯として幾度も投獄され、結果敗戦直後に獄中死したのか?
それは本書を読めばわかる。
小林秀雄氏らと同世代の日本を代表する思想家・哲学者。才知あふれる文体で戦前活躍されていたが、本エッセイからは彼のまっすぐな生き様が感じ取れる。
若い時期に是非一度読みたい1冊。
20年たって再読したが、悩める三木氏の息遣いが聞こえるような文章に感動した。 人生論ノート (新潮文庫) 関連情報

幸福について−人生論 幸福純度100%の自分を生きる本

前著は、考え方や考える方向、人間として基本となる部分について書かれていましたが、今回はその実践編です。

食べ物、着る物、場所、会話、人間関係など、それぞれについて原田さんが自身で行われていることを含めて、実際どうすればいいのかが書かれています。

原田さんの本を読んで「リーディングしてもらいたい」と思っている人はとても多いと思いますが、そうしてもらう前に自分でできることを実際やってみることは大事だと思います。

実践できると原田さんが言ってることは、それほど難しいことではありません。

なにげなく出来ることで、自分のハッピーを呼び込むことができるのなら、素晴らしいことと思います。 幸福純度100%の自分を生きる本 関連情報

幸福について−人生論 幸福について―人生論―(新潮文庫)

哲学は哲学、人生は人生です。形而上の物語を生きる人なんてどこにもいません。だから人生の悲しい本質を知りながらも、出来るだけ幸せに生きよう。たとえそれが影のように空虚なものであったとしても―と、いうような趣旨で書かれた本です。よく「厭世主義」と言われるショーペンハウアーのものです。彼の主著「意志と表象としての世界」を読了された方なら、その風尚な哲学にあまり似つかわしくない妥協的な記述とのギャップに驚くかも知れません。でもね、彼だって一個の人間として、きちんと人生を歩んだんですよ。信じられないかも知れないけど。だけどそこはショーペンハウアー。ここにある人生論にも、彼の哲学が随所に息づいています(むしろ、そうでないような哲学的高尚さなどノライヌに食わせたいくらいのもんです)。 「世界は私の表象である。だから何事も楽しく表象した方が得だよ」「福音とは意志なき認識である。だから刹那的享楽に走って意志を刺激してはだめだよ」ざっくり言えば、だいたいこんなふうに語られています(ちなみに、これは僕の解釈に過ぎませんが「意志なき楽しい認識」とは、要するに「感謝」ではないかと思います)。人生という舞台に放り出されたピエロとしての我々を毒舌で笑い、悲しい存在であることを自覚しながらも、この人はきっとそれなりに楽しく生きたのでしょうね。これを読んでいると、それがふとした香りとして立ち上ってくるようです。オプティミズムもペシミズムも、煎じ詰めれば同じであると僕は思います。それはストア派とエピクロス派の本質的一致を理解される方になら、おそらく同様に理解されるでしょう。「ショーペンハウアーは暗いから嫌い」って人がたまにおられます。本当にそう思われますか?だとしたら、僕はもうちょっとよく読むことをおすすめしますよ。 幸福について―人生論―(新潮文庫) 関連情報

幸福について−人生論 人生論 (新潮文庫)

「自分のやりたいことをしなくちゃ、人間は幸福になれない。」
と、考えているひとは打ちのめされます。

「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」を書いているだけあって
哲学的な言葉回しではなく、小説的な文体の面影を感じました。

けれど小説のように、サクサクとは読み進めませんでした。
たとえば、最初に「個我の幸福はありえない」とかいてありますが
後になると、「条件次第では個我の幸福はありえる」のような内容になっています。
これは、前者の言葉が誤解しやすい表現なのかな、と思います。
個人としては、言葉のみを受け取ると論理的に矛盾する点は多いと思いました。
しかし内容だけを汲み取ると素晴らしいです。

表現はわかりにくい。
内容は素晴らしい。
「小説は、読者自身に内容をつかませるために
言葉を隠したり、わかりづらくしたりして伝えているものだ」
とどこかに書いてありました。
能動的に知ろうとするから、つかんだものは血肉になる。
まさに作家ならではの、哲学的な文章なのでしょうか。 人生論 (新潮文庫) 関連情報

幸福について−人生論 「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室

すごくおもしろいですおすすめします人生観ってやつが変わるかも 「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室 関連情報




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