強力なパワースポット、世界文化遺産・日光東照宮。ライトアップされた絢爛華麗な五重塔をバックに、藤井フミヤさんがピースフル
東照宮 ランキング!
風水師の仕事をしています。この本を手にした時感動しました。兼ねてから自分で課題としていた結界について分かり易く掲載されていたからです。様々な風水書を見て勉強してみたのですが、この本が1番納得できました。江戸幕府の宰相、天海僧正がどのような風水術を用いて江戸の街を護ったのか?歴史的背景と太閤秀吉の祭祀に行われた結界、平城京から平安京への遷都の時に用いられた結界など感動物です。陰陽道を目指している方にもオススメの1冊です。 江戸の陰陽師―天海のランドスケープデザイン 関連情報
よくわかる国宝 国宝でたどる日本文化史 (楽学ブックス―文学歴史)
基本的に見開き2ページで1つの国宝を素晴らしい写真とともに紹介しています。国宝ばかりですから、眺めているだけで美術鑑賞になっています。ただ誌面の関係でしょうか、国宝第1号となった広隆寺の弥勒菩薩や法隆寺の玉虫厨子など、写真入りで紹介してほしかったものもありました。
本書の内容です。
国宝鑑賞への招待、これだけは知っておきたい国宝鑑賞用語、都道府県別国宝の数は?、見ておきたい国宝はここにある
縄文・弥生・古墳時代 日本文化の黎明期、縄文のビーナス(尖石縄文考古館)、縄文雪炎 火焔型土器(十日町市博物館)、これも見ておきたい! 縄文、弥生、古墳時代の国宝
飛鳥時代 仏教に国造りのベースを求めた、高松塚古墳壁画女子群像(高松塚古墳)、丙子椒林剣/七星剣(四天王寺)、菩薩半跏像(中宮寺)、百済観音(法隆寺)、救世観音(法隆寺)、釈迦三尊像(法隆寺)、金堂(法隆寺)、五重塔(法隆寺)
奈良時代 仏教が国家権力の象徴となった、阿修羅像(興福寺)、盧舎那仏坐像(東大寺)、正倉院(正倉院)、薬師三尊像(薬師寺)、鑑真和上坐像(唐招提寺)、十二神将立像(新薬師寺)
平安時代 権謀術数と怨霊が闊歩した、薬師如来立像(神護寺)、中尊寺金色堂(中尊寺)、弥勒仏坐像(慈尊院)、十一面観音立像(法華寺)、醍醐寺五重塔(醍醐寺)、釈迦如来立像(清凉寺)、平等院鳳凰堂(平等院)、阿弥陀如来坐像(平等院)、雲中供養菩薩像(平等院)、平家納経(厳島神社)、三十六人家集(西本願寺)、源氏物語絵巻(五島美術館)、伴大納言絵詞(出光美術館) 鎌倉時代以下は字数の関係で省略します。
よくわかる国宝 国宝でたどる日本文化史 (楽学ブックス―文学歴史) 関連情報
この対照的な日本建築が、ほぼ同時期につくられていたことをご存じだろうか。方や簡素で知的な日本美の代表、もう一方は、”日光を見ずして結構というな”と喩えられる豪華絢爛さ。建築美の両極と評価されている2つの建物だが、意外にも共通項が多いことがわかる。パースペクティブ手法や黄金比の採用などそれまでに見られなかった西欧手法が共に用いられ、建設に当たった共通の関係者もいたらしい。
建築の専門書ではあるが、意外な事実の紹介が続き興味深く読める。日本文化に興味のある人に是非お勧め。対照的な二つの建築の分析を通して日本文化史の一端がかいま見られる。
桂離宮と日光東照宮―同根の異空間 関連情報