スパイキッズ2 失われた夢の島【字幕版】 [VHS]
前作に引き続き快調なシリーズ第2弾。ハイテク満載のスパイグッズの数々と、ヘンテコ怪獣の襲撃。お子様向きで、前作より、もっとストレートになったアクション・ギャグのオンパレードは100分の上映時間を飽きさせません。
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CHEEK TO CHEEK
副題にA tribute to Fred Astaireとあるのですが、そもそもフレッド・アステアもその映画もあまりよく知らない……私が聞いても、大丈夫?と思いながら聞き始めました。結果はうれしいため息。とても楽しいアルバムでした。
友人を招くときによく選ぶのは、どこかで聞き覚えのあるメロディーと鈴木さんの演奏が、私たちをとても心地よく安心させてくれるせいかもしれません。
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(Four seasons) フリル リボン エプロン ホルダーネック (ブラック×ブラック, フリーサイズ)
多少のほつれがあるものの友達もかわいいとの事です。フリフリなのでめっちゃかわいいできです。
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シューマン:ピアノ協奏曲、幻想曲、アラベスク、トロイメライ
各紙で大絶賛であったため購入。私はシューマンの器楽曲がことのほか好きで、4つの交響曲と3つのコンチェルトはたぶん無人島の1枚(7曲だけど)になる。いくつかの序曲もいい。室内楽もまたいい。シューマンの器楽曲というと、その書法やオーケストレーションの未熟さが取り沙汰され、なんというかショパンとともに「ピアノ専門家の器楽曲だから」という見方をされる。私はマーラーも好きだが、そのマーラーに交響曲を好きにいじくり回されて、「それも仕方ないか〜」と思いつつも、寂しい思いをする(そしてまたこれを音像化したシャイーの演奏には、悪い意味でコシが抜けそうだった)。しかし、シューマンの本質は明らかにそのロマンティシズム、リリシズム、メランコリーにあるのであって、オーケストレーションはあくまでそれを具現化するための「手段」に過ぎない、と言ったら詭弁になるのだろうか。チェロ協奏曲の第1楽章や、第2交響曲の3楽章(エスプレッシーヴォ、なんであって、私はこれ以上にエスプレッシーヴォな音楽をほかに知らない)などで、果たしてオーケストレーションのいくばくかの未熟さが、いったいどれほどこれらの曲の魅力を減じているというのだろう。。。そんな中で、この1枚には大変期待をして聴いた。もちろん、私としては初めての中野体験である。一聴、とても清潔な音を出すピアニストだ。知的で清潔で、完璧にコントロールされたピアノを弾く、という印象。もちろん、これはこれで凄い資質であって、日本期待の新人(?)であることは間違いないだろう。だからこの曲目のコンサートへ行って、中野翔太を聴くのが目的なら、すぐれてお腹いっぱいになることは間違いない。だが、「シューマンを聴きに来た聴衆」は?知的で清潔なことはいいことだが、シューマンを表現するのにそれは必要かも知れないが十分ではない。「歌とロマンとメランコリー」が、どこまで表出されているのか?いや、そもそもこの中野翔太というピアニストは、どこまでシューマンのロマンを(表出する以前に)実存としてカラダに採り入れているのだろうか。。。。この曲の場合、もっともっと細部に、まばゆいばかりのロマンティシズムがちりばめられているはずなのだ。「無造作に弾き飛ばす」とまではいわないが、大いにもの足りなかったのは事実である。しかし、例の第2交響曲の第3楽章をアジもソッケもなく弾き飛ばす「快速ピリオド系」の演奏が幅を利かせるようになってきた昨今では、むしろこういうスタイルのほうが受け容れやすく、アップ・トゥ・デイトだと言うことなのだろうか。。。でも、シューマンにその論法を当てはめるかね?これはスタイルというより、感受性の周波数の指向性、とでも言うべきモノだろう。と言うわけで、「シューマンのディスク」として評価すると☆3つ。でも、期待の若手だし悪く言うのは本意でない。これからの期待も込めて☆4つ。
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夜より黒きもの
ハードボイルド小説の連作(全5篇)。舞台はバブル時代のススキノ。主人公は、キャバレーで働く「黒服」。主人公の名は黒頭(くろず)悠介。黒服の黒頭(目がチカチカする…;)黒服自身は客に直接サービスすることはないが、ホステスたちが最高のパフォーマンスを発揮できるように万端を整えるのが役目だ。ホステスたちが働きやすい環境を整えることは、しかしホステスたちのためというより店の稼ぎのためだ。店の稼ぎのために他店の有能なホステスを引き抜くのも黒服の仕事だ。作品の長さに比べて登場人物の数が多い気がする。それらの人物との関係の中で黒頭は、的確なフットワークでアクシデントに対処していく。といっても、華麗というより味わいは苦い。ハードボイルドも浪漫主義のひとつだが、苦味が嬉しい。黒頭は酒も飲めず、派手な恋愛模様も描かれてはいない。しかし、女のプライドとか覚悟がキラリと垣間見られるシーンもある。※闇の夜は吉原ばかり月夜哉其角のこの句、泡坂妻夫「椛山訪雪図」(『煙の殺意』所収)のマジカルな解釈が印象的なので、もじってみました。「おもしろうてやがて悲しきバブルかな」(ほんとうは「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」)と言ってもいいようなものだけど、でも過ぎ去ったものというより、その中で滑ったり転んだりの人間模様はいつの世も変わらないとも思います。
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