Ring
誰にでもある普遍的な愛、特に家族愛を想い起こさせる歌詞がとても
素晴らしい。年寄りはウルウルしちゃうんだな、この歌詞に。
この人の場合、一歩間違えれば『王道』という名のありふれたアレンジに
なりがちなところを、スレスレで切り抜けていくのが大変に上手い。
某曲でやってたこの曲の製作過程のドキュメントを見る限り、それは
苦闘の製作過程から出てきてるようだけど。
ゆったりゴージャスに始まる導入部から、彼のお家芸ともいうべき
ゴスペル・フィーリング溢れるサビへの流れに、癒しと優しさに溢れた
歌詞に、正に心が溶かされていきますね。
自分を不幸にしない13の習慣
ダイレクト出版株式会社代表でコピーライターの小川忠洋氏の新刊です。ドクターモルツのサイコサイバネティックスに関する本ですが、なかなか良い本です。
自己啓発本とか成功本を読み漁っていると、どの本も結局同じことを書いていることに気付きます。これらの本に共通することは「目標」と「潜在意識」です。この2つを理解すれば成功することができます。
自己啓発本、成功本を読み漁ってもなぜ成功しないのか・・・それは「目標」の設定を誤っているからです。適切な目標を設定して潜在意識にインストールすればあとは自動的に成功へと誘導してくれます。
目標の設定で一番多い誤りは、「結果」にフォーカスしていることです。結果ではなく、結果に至るまでの「行動」「振る舞い」にフォーカスして目標を設定します。
たとえば、「年収1000万円になるぞ」とか「5キロ痩せるぞ」などは「結果」にフォーカスしている目標です。しかし、その「結果」はあなたのコントールの外にあります。
この場合、「結果」にフォーカスする代わりに、その結果に至る途中経過(行動)にフォーカスした目標を設定します。「年収1000万円」という結果を達成したいなら、毎朝4時に起床して自分の専門分野の本を読むとか、テレビを消して1時間読書するとか、そういった具体的な行動を目標にします。これだったら、自分がコントールできますからその目標を達成すると「小さな成功」が積み重なって成功のパターンができます。
本書は、これまでの自己啓発本にはないような目から鱗の気づきがいっぱいあります。
サイコドクター Vol.4 [VHS]
毎回違う病名で、多彩なゲストが患者として出演しますが、ひとりひとりの患者に親身になって接する(竹野内豊さん扮する)楷先生の姿に心が打たれました。楷先生自身も心の病を抱えていて、その原因が最終回に近づくにつれ、徐々に明らかにされますが、最終回で竹野内さんが口をふさいで泣くシーンは圧巻です。竹野内さんが小児科医拓巳先生を演じた「星の金貨」にも彼が口をふさいで泣くシーンがあってかわいかったですが、その時とは一味違った、成熟した名演技が観られます。
サイコドクター DVD-BOX
とにかく「かっこいい俳優」だった竹野内豊さんが、
「役者・竹野内」になった作品です。
聞いたところによればご本人は
「こういうヒューマンなものがずっとやりたかった」のだとか…。
やや地味目なドラマで視聴率はイマイチだったと記憶しますが、
心の病を正面からドラマで取り上げた作品でした。
私が好きなのは、鈴木杏さんの過食症の少女と
楷先生自身のトラウマを描いた部分。
竹野内さんはこんな風に、
何かを抱えた役柄がとても似合います。
最終回のいかりやさんとのやり取りは、
本当に素晴らしくて思わず泣いてしまいました。
「役者・竹野内」を愛する方は必見です!
サイコ・ドクター 白濁のしたたり [DVD]
タイトルはなんだか怖そうだが、要は「変態偽医者、パンティーで昇天」と言ったところか。監督はピンク四天王の一人、サトウトシキ。脚本を同じくピンク映画界では有名な監督の今岡信治が担当。サトウトシキ組の常連、佐々木ユメカが患者役でちょっとだけ出ていた。特別出演として中原翔子がクレジットされていたが、特別出演以上の出演だった。物語の鍵を握る女役に中川真緒という女優が出ていたが、ネットで調べてみてもこれといった活躍も無く今では引退したのだろうか?