私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~
私が父(麻原)と面会した時、父は右手で自分の口を覆い隠し、私だけに聞こえるような小さな声で私の名前を呼んだ。その後、またいつものような奇怪な行動に戻った。この面会の時、私は「父はやっぱり詐病だ」とはっきり悟った。
上祐が「(サリン事件の被害者への)賠償金を払う金がもったいない」というのを聞いて、彼を信用するのは危険だと思った。
いまだに教団の信仰を続ける人を追及すると、最後は必ずこう言う。「だって、そうしないと生きているのか分からないんだもの」
教団を脱会した人の多くは、IT業界、占い、スピリチュアル業界、福祉関係の仕事に就きながら布教活動をしている。
実は父は、逮捕前に幹部達を個別に呼び出して、それぞれに教団存続のための任務を出していた。オウムに破防法適用が取り沙汰された時も、獄中から極秘指令を出していた。6人一組になって社会で普通に生活していくグループと、徹底的に戦い抜くグループとに分け、後者が敗れることまで見越して、彼らを吸収できるように前者に指示を出していた。
信者たちは、父を精神病患者に仕立て医療刑務所から脱出させる、あるいは、アメリカの要人に取り入って国家間交渉で死刑が執行されたことにして密かに拘置所から脱出させる、などの妄想めいたことを考えている。実際、信者はヘリまで購入して、東京拘置所の上空を飛んだこともある。
父と母は子供達に暴力を振るうだけでなく、夫婦喧嘩も絶えなかった。そのほとんどは、父が母を言葉で挑発し、言い負かされると母が父に掴みかけるという具合だった。父母の逮捕まで凄まじい怒鳴りあいが繰り返され、そのたびに「離婚だ」という言葉が繰り返された。
PSIと呼ばれるヘッドギアが開発され、数ボルトの電流を流すことで、父の脳波と同調できるとされた。教団はこれを100万円で信者に売りつけた。
父が愛人に生ませた子供の数は9人もいるらしい。愛人の数は、のべ100人もいたと思われる。
自分の就学をめぐって学校側と話し合いをしていた時に、校長先生が私に向かって「あなたの命は一つですよね。あなたのお父さんはたくさんの人を殺しましたね。あなたが死んでも仕方ないでしょう」と言った。
ゴールデンボーイ D-1 [DVD]
「綿太郎」だから"GOLDEN BOY"。このOVAは面白いです。江川達也の原作のテイストを北久保弘之の演出がすごく効果的に面白くさせている。少なくともこのビデオシリーズの話については北久保演出の方が全然面白い。また、岩田光央の声って絵に合ってないなと思ったんだけど、演技については上出来で、他の女性声優陣は笑いっぱなしだったらしい。しかし、このシリーズ、女性声優陣もよくこの手のキャラの大御所達をこんなに集めたもんだ。しかし、この作品には(多分、江川達也に対して)敗北を感じた。攻撃性とは全然反対の方向に(綿太郎は村上直樹と正反対の性格)あえて極端に向かわせる事によって、大して面白くない、オールド・ファッションな話を演出等によってあれだけ面白くするとは。(作中の女性達同様)やられた…。ヤクザ役に江川達也、特別出演。
ゴールデンボーイ D-3 [DVD]
第6話のアニメオリジナルストーリーが良い。
制作現場の荒みようがリアル過ぎて痛々しいw
アニメーターの愚痴とも言える名作。
岩田光央の演技が全編通して冴え渡っている。
これは、『べんきょう』になる。
源氏物語 1 桐壺 (SCオールマン愛蔵版)
エロかったらどうしようとドキドキしながら買いましたが、
それほどエロくありませんでした。
今時のレディコミの方がよっぽどエロいっしヨ!
確かに、桐壺の更衣や、帝などキャラクター的に??ですが、
途中にある『長恨歌』の絵訳には感心しました。
良くもまあ、あれほど細かく・・・それだけでも読む価値があるように思いますけど・・・
ともかく、画力のある作家さんなので、構成、構図に破綻がないです。
しかし、原作に忠実に、とは謳いながらも、女性の描き方など、
あくまでも男の視点から描いた漫画と言うことは否めません。
きちんとした『源氏物語』を読んだ上でのお遊びで、副読本として読んで欲しいです。
若者よ!これだけ読んで、『源氏物語』を読んだなんて言ってはダメよ!