カワイイ契約社員と勤務中にこっそりやっちゃった俺 [DVD]
全4話のストーリー展開は脇に置くとして、契約社員でイマドキ感を出しつつ、ちょっぴり不憫で居場所の無い感じを出しているのは新味があった。だからといって、会議で干された隙を突いてオフィスのフロアで堂々と交わるのはどうかとも思うが、声を出せない状況下でイジられ、抵抗するも次第に昂ぶり、最後は自ら貪婪に求めてしまう淫らさはしっかりあった。音羽レオンさんや成瀬心美さんといった人気者も花を添えており、これが契約社員じゃなかったら制服プレイの醍醐味も得られたのに、と思うくらいである。
しかし、何より本作はトップバッターを務めた若葉くるみさんをどう見るかによるであろう。カラミ自体は相当に良い。男優が頑張って責め倒していることも相まって、実にいやらしい交わりがずっと続いている。猛烈な美人でもないが、可愛げのある顔立ちとスレンダーな肢体に形の良い胸も良好。ただ、潮吹きが物凄いことになっている。お漏らし?とも思えるが、まるで蛇口の壊れた水道のようであり、高々と掲げられては噴水のごとき吹き出しっぷりで辺り一面を水浸しにしている。これに寛容ならば、他の女優さん達も概ね良好なだけに作品全体としての印象も良くなろう。NGなら完全にアウトである。
囚愛: 籠のなかの花嫁 (ティアラ文庫)
この作者さんの本、初めてでした。ティアラらしいあのシーンが盛りだくさんでした。
幼馴染と別れ、それぞれ苦労した二人が香港で再会し、ヒーローに強引にモノにされて。
でも彼は初恋の相手であり、大きな屋敷で、ヒロイン翠蘭をVIP待遇してくれます。
二人が趣向を凝らしたHを繰り返しているだけでは終了してしまうので、美しい翠蘭をねらっていた男が、
都合よく連れ去ります。危ないところで、ヒーロー登場かと思いきや、彼ったらなんと間に合いません!
この展開は、初めてでしたが、嫌悪感はなかったです。
翠蘭をねらっていた男は以前から求婚しており、連れ去っても本妻にしようとしていて、彼女が抵抗してキツイ蹴りをかましても、
なぐったりしないし。セリフはキモイけど、ノーマルプレイです。(抵抗をなくすため、薬は使用ですが)
ヒーローの方が翠蘭を手荒に扱っていたし、妻ではなくて、俺の専属妓女だなんてねぇ。
翠蘭を助けたあと、彼女に隠していた本音を伝え始めますが、クールキャラの彼は思っていた以上に腹黒、変態でした。
赤ちゃんの時からって(汗)。翠蘭が6歳の時には○○ですか?12歳の時したソフトキスだけかと思ってましたけど!
で、再会した後は彼女の意識がない間にアレやコレやを?
この本、テンポよく読み終えました。
東日本大震災 心をつなぐニュース
本当に良かったです!
同じニュースをテレビでも見ていたけど、活字になると全然印象が違う。
悲しいつらい、恨みたくなるような複雑な感情。
ニュース映像にしてしまうと切り取られて乱暴になってしまうものを
”活”字にしてくれている。
そんな風に感じました。
俺を愛してもいいんだぜ? (1) (バーズコミックス ルチルコレクション)
いや〜元々買う気なんてこれっぽっちも無かったんです…でも何となくひかれて購入(笑)後悔はありません!読む人を選ぶ本かもしれませんが、桜蘭高校ホスト部の殿や、ガンダム00のグラハムをギャグとして笑いとしてお好きな方にお薦めです。ウザいキャラを愛せる方、いいウザキャラいますよ☆あと、BLが苦手な方でも多分大丈夫です…小生も苦手なジャンルですが、これただのギャグ漫画ですから!!いや、続きでど〜なるかは分かりませんが…今のまま進んでくれたら良いなと思います。
俺は用心棒(2) [VHS]
原作脚本・結束信二、監督・河野寿一、主演・栗塚旭。
彼らによって、テレビ時代劇史上の最高傑作『新選組血風録』と『燃えよ剣』が生み出された。
しかしこの『俺は用心棒』も上記2作品に勝るとも劣らぬ名作である。
栗塚旭は勿論、最高の土方役者として知られるが、彼の演じた用心棒は実は土方以上に
人気が高いのである。
栗塚演じる主人公に名前が無い。これは異例のことである。だがここに深い意味がある。
彼は自分自身を用心棒と名乗ったり、野良犬と称したりしている。
彼は主人公であるが、彼自身のドラマが描かれるわけではない。彼は、あくまで狂言回しの役割を与えられているに過ぎない。主人公は、毎回ごとに描き出される市井の庶民なのである。
それは、あるときは若党であり、あるときは浪人の家族であり、あるときは故郷を離れて奉公する丁稚だったりする。だが時代が激しく揺れ動く幕末にあって、彼らが求めるささやかな幸せも平凡な暮らしも、時として踏みにじられていく。野良犬は、そんな彼らの用心棒として剣を振るう。
時代や社会と、そこに暮す人々の関係、またその人々と野良犬との関係が複雑に絡み合い、
そのストーリー展開の面白さは無類である。
そしてニヒリズムの極致である栗塚の演技の素晴らしさはどうだろう。彼がニヒルに徹すれば徹するほど、真の主人公である市井の人々の喜び、悲しみそして怒り、苦しみが観る者に臨場感と説得力をもって伝わってくるのである。名前のない主人公は、栗塚の演技力あってこそである。
「第3話 昏い渦巻」 浪人狩りにあい、獄舎に捕らわれた野良犬。設定の面白さに、引き込まれる。
裏切り者として殺された浪人の娘役の佐々木愛が素晴らしい。野良犬に付けられた仮の名「一色大五郎」は、十数年後に『暴れん坊将軍』の中の栗塚の役に引き継がれる。
「第4話 脱出」 攘夷を決行し失敗した浪士を待っていた運命。意外な展開が待っている。野良犬と高杉晋作の革命論議は、全編を通じての見どころ。結束信二の勇気ある意見表明。巷のテレビドラマと一線を画する作品であることを実感する瞬間。