Call of Duty: World at War (PS3 輸入版 北米)
COD4のエンジンを使用しているため、動きはスムース。個人的にはオンラインも含めCOD4よりも凄惨な感じのセリフ(See u in hell!!!!等)などを叫ぶので臨場感はある。発砲音はなんだか軽かったりもする。良く言えば乾いた音だけど。オンを始めるときのさくさく感はそのままだが、よく回線が途切れる。(プレイできないほどではない)。いちばん楽しいのはゾンビから立てこもるモードかも知れない(笑)このために買ったようなものです。迷彩度が高い(というより広くて描き込まれたマップのせい?)ので敵に気付きにくいのが難点。
部位欠損などは、COD4よりも落ち着いてる暇がないので、オンではあんまりまじまじ見る暇も無しなので、そんなにエグいとは感じない(じっと見るとエグいが)。
オフでも日本兵の攻撃が激しく、COD4よりも難易度が高く感じた。これは武器の性能のせいもある。狙いにくいから。
雰囲気を楽しむと言う感じですが、二次大戦ものはなんだか設定自体ちゃちく感じる。もう繰り返された結果なのかもしれないが。COD4と比べて、特殊部隊が潜入しているというより、最前線に投入されている兵士な感じなので、そう言う意味では皆が飽きちゃった雰囲気もある。その一方で、多彩な台詞が入っていた事はよかった。狙い通り「凄惨さ」は雰囲気として出ている。オンはCOD4のほうがマップが狭い分自陣地でろう城しやすく、作戦を立てられる安心感がある。ある意味マップによってはCOD4より生存出来る時間が短いような気もします(自分がヘタなだけですがw)
マップが広いことで皆動き回るプレイヤーも多く、キャンプしにくい雰囲気にもなってる。敵も動き回っている分、キャンプしているとすぐに見つかってしまう。なので自分も動かねばならない雰囲気が多い。ただし隠れる場所はかなり沢山あります。シリーズファンは買いですが、悪名高き3の匂いはどこか残ってる気もします。操作感はばっちりなんですが。地形にハマりやすいところが多いせいかもしれません。時代設定もプレイ感覚に影響しているのですが、それが良い場合と悪い場合があるな、と感じた作品でした。まあ買って損とはおもわなかったです。グラも美麗ですし。そしてコントローラに振動があるという。これもよかったです。
ゾンビモードで遊びまくります。
追記:日本語版の発売は可能性かなり低そうです。なぜかというと、かなり多くのステージで、日本兵が「天皇陛下ばんざーい」と叫びながら突っ込んできます。火炎放射器で日本兵を一掃して焼き殺しまくり、尚且つ焼かれた兵は「あつい!あつい〜!」と北斗の雑魚バリに流暢な日本語で叫びます。対する米兵は「You Fxxxin animals!!You fuxxin animals!!」とキレて叫びまくり、殺意むき出しで応戦。首里城が血と特攻と爆風の嵐。辺りは肉片と死体の山です。
なお、爆弾や砲弾が直撃すると、血の華が咲き、空中に人体が四散します。ヘルメットが飛んでましたが、首つきかは遠すぎて未確認です。ただ、遺体のオブジェクトの作りこみは荒く、明らかに作り物的なのでそこまでグロクないです。不意をつかれて日本兵に馬乗りにされ、危機一髪でドアップで首にナイフを刺すアクションイベントが頻繁にあります。コレだけでも発禁要素全開ですが、動画にて東条英機が登場し、エンペラーヒロヒト云々かんぬんと主人公が昭和天皇についても言及しています。なので、ローカライズ時に規制するとゲーム内容自体が消滅してしまうので。素直に北米版かアジア版買ってやるのがいいかと思います。
追記2:ゾンビモードは一人だとかな〜りムズいです。立てこもってますが、リロードしたりバリケードを作って目を離していると知らない間に貴方の隣にゾンちゃんが…こわっ。オンで見知らぬ仲間と背中合わせでわいわいやると楽しいです。
ぶっちゃけ、COD4は操作面やロードの短さだけで優れているのではないな、と感じました。4はインターフェースの分かりやすさもありますし。そして何より、現代兵器・銃器の新しさは不謹慎ですがゲームプレイにマッチする。古い時代設定であるが為に失われている爽快感もあるのです(リロード時間とか)。
オンもオフも二次大戦というリアルにナマナマしいステージのお陰で敵の視認性が非常にわるい。そして敵がカタい。イージーでもCOD4より確実に固いので、ヘッドショット必須。その代わり敵が無限に湧かないってことなんでしょうね。粘れば勝てるというわけです(CODは前線を押し上げないと無限に湧いて出る)。
なので、COD4も結局出戻り組でまだまだオンに人が戻って来そうな気がします。自分はどっちも楽しみたいですが。そんな絶妙に惜しい出来の作品です。