T・R・Y [DVD]
役者さんの存在感が非常に強く感じられた作品でした。
主演の織田さんをはじめ日韓中の役者さんが揃い踏み、
いずれの方もこれでもかという強い力を放っているように感じられた。
ストーリーも良かったし、特に時代設定なんか絶妙かなと思うくらいだけど、
やはり、この映画は役者に尽きるなと思うのです。
分子から材料まで どんどんつながる高分子 断片的な知識を整理する
表紙は、初級のような本だが、まず、表紙がおしゃれ、私は高分子化学が大嫌いな有機化学専攻だが、
この高分子の本はスラスラ読む気になる初めての本。物性面、合成面全般が軽やかに述べられているが、ムダのないまとまりで分野外の座右の書として推奨できる。値段は高いが、ぜひ高分子の嫌いな有機化学者は読むとためになる。複数の著者で書いているにもかかわらず、よくまとまり、調和のとれた文章になっている。おすすめ!!
Mr.インクレディブル [DVD]
栄光と挫折、自分の弱さを知っているお父さんがいい。
飛行機が爆発した時の、子供を守るお母さんも素敵でした。
デザイナー、ヒーロー仲間、三輪車の子供など
脇にいる人たちも個性的でワクワクします。
スピード感ある物語で、飽きるところがなかった。
大人の哀愁から夫婦ネタまで、フフフッて感じでした。
私がいちばん好きなのは、あの伸びるお母さん。
船、パラシュートなど、変身する姿が楽しかったです。
感動したり、心に響くものはなかったけど、
エンドロールの最後まで、素直に面白かったなぁ。
ダッシュの疾走感、みんなで助け合う姿も良かったし、
続編が観たくなる、アッと言う間の2時間でした!
失楽園 [VHS]
エロティックなシーンばかりが喧伝されたように思いますが、役所広司と黒木瞳という、最高のキャスティングで、はかない中年の恋愛を描いたように思いました。
家も建て、子供も大きくなり、昇進も先が見えた男は心にポッカリと隙間が空いているでしょう。女性も、専業主婦で夫を待ち、炊事洗濯の毎日の繰り返し。まだ、老いてもいないのに人生の終盤を迎えたかのような暮らし。こんな時、若かった頃の情熱を取り戻したいと誰もが思うでしょう。
そして、情熱を取り戻そうと思った二人が出会い、家族や地位、会社というしがらみをヒきづったままお互いが溺れてゆく。その行き着くところは・・・。
この映画は、抑制された中高年の方の夢物語として受け留められたのじゃないかと思います。